2015-02-16 第189回国会 衆議院 本会議 第6号 政府は減反廃止を言いますが、その実は、形を変えた減反政策の継続、名ばかり廃止です。 確かに、国が音頭をとって生産目標を配分する制度は一八年度に廃止されますが、米以外の作物に転作する奨励金を増額して、実際には米の減反を促す。こうした需給調整で米の値段を高どまりさせて農家の所得を維持する、いや、補助金、税金でふやす。損をするのは高い米を買わされる国民、消費者という、いつもながらの図式です。 江田憲司