1961-03-16 第38回国会 参議院 外務委員会 第7号
それから漁業関係等も、これは同じ海を使うわけでありますから、その間にきちんとした協定を作っていくということは必要かと思うので、まあことに、新しい張勉政権というものは非常に親日的でございまして、従来韓国との関係といえば、李承晩ラインをめぐって、われわれの同胞漁民が拿捕される。
それから漁業関係等も、これは同じ海を使うわけでありますから、その間にきちんとした協定を作っていくということは必要かと思うので、まあことに、新しい張勉政権というものは非常に親日的でございまして、従来韓国との関係といえば、李承晩ラインをめぐって、われわれの同胞漁民が拿捕される。
次に、沖縄の問題でございますが、この問題につきましてもすでに答弁がありましたのでありますが、外務省といたしましては、従来から一貫して、米側に対しまして本邦カツオ・マグロ漁船のこの海面における操業の状況等、資料を添えて申達いたし、さらに、公海の使用に関する国際法上の原則を指摘いたしまして、日本同胞漁民各位の経済的な利益を十分考慮し、かつ、わが漁船の安全操業を確保するために、演習の区域の使用の時間、時期
○原委員長 これより、韓国抑留同胞漁民の引き揚げに関しまして、参考人各位より事情を聴取いたしますが、その前に一言ごあいさつを申し上げます。参考人各位には、御多忙中のところ御出席下さいまして、委員長として私から深くここにお礼を申し上げます。
本日は、特に現在問題となっております韓国抑留同胞漁民の引き揚げ並びにその留守家族の援護問題について調査を進め、本問題の解決をはかりたいと思います。 この際、本件についてお諮りいたします。
われわれは、韓国抑留同胞漁民の一日も早く引き揚げを完了されることを熱望いたしております。この韓国抑留同胞漁民の引き揚げについて、外務当局は現在何をやっておるのであるか、将来いかなる対策をもって臨まんとするのかという点を簡明にお答え願いたいと思います。
しかも現在なお二百七十六人もの同胞漁民が韓国の獄舎又は外人収容所に抑留され、きわめて苛酷なる処遇を受けてほとんど全部が栄養失調に陥つていると伝えられる。このことは人道上まさに許しがたきことと云わざるを得ない。
先般、本院の農林水産委員会でも、ただいまの決議と同趣旨の決議がなされましたので、韓国側に本件について申し入れておきましたが、政府は、今後とも、御決議の趣旨を体し、抑留同胞漁民釈放帰還促進のために最も適切なる処置をとる所存でございます。 〔国務大臣川崎秀二君登壇〕