2007-04-25 第166回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
まず、世界経済についてという一ページのところを見ながらお話をお聞きいただきたいんですけれども、申し上げたい論点は、世界同時好況の持続と潜在する不安ということについて、私の視点を申し上げたいと思います。 二十一世紀に入って六年が早くも経過して、最初に世界GDP実質成長率推移というメモがありますけれども、これは地球全体のGDPが実質どう動いたのかということがメモで書いてあります。
まず、世界経済についてという一ページのところを見ながらお話をお聞きいただきたいんですけれども、申し上げたい論点は、世界同時好況の持続と潜在する不安ということについて、私の視点を申し上げたいと思います。 二十一世紀に入って六年が早くも経過して、最初に世界GDP実質成長率推移というメモがありますけれども、これは地球全体のGDPが実質どう動いたのかということがメモで書いてあります。
先進国で最もおくれて景気後退に入った日本が九五年には着実な内需拡大の条件を整えれば、最後のランナーとして世界の同時不況から同時好況に向かうのではないだろうか。しかしながら、設備ストック調整がまだ十分に進んでいないことなど構造調整を必要としています。そういう意味では自律回復力が弱いと言わざるを得ません。そういう点で、ぜひとも政府の経済政策の運営についての充実強化をお願いしたいと思っております。
このときから世界は同時不況、同時好況の波になっちゃう。それまではいい国悪い国とチャンポンだったのが、このころから同時不況、同時好況になり出した。レーガンが出たころです、レーガン政権ができたころ。世界じゅうよくなかった。日本も悪くなった。そこでやったのは、ゼロシーリングとマイナスシーリングという予算要求の歯どめをかけているわけです。 今、それから十年たった。十年たった、五十七年からね。