1947-07-02 第1回国会 参議院 議院運営委員会 第4号
〔「同感」、「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〔「同感」、「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この点については勿論同感であります。同感でありますが、この現在の時局を乗り切るということにつきましては、勿論ただ單に精神運動だけではいかない。いわゆる物的方面において人心を安定せねばならん。従つて先づ第一に食糧の問題、この点については、昨日政府は施政方針の演説においていろいろの項目に並べておられるのでありまするが、いやしくも責任者であるところの農林大臣、農林大臣が一体なんといつておる。
○國務大臣(片山哲君) 外交界の長老であります佐藤議員の只今の御意見につきまして、政府は御同感であり、賛成をいたすものであります。この問題につきましては、政府におきましても極めて重要視いたしまして、特に芦田外務大臣が民主党の総裁であるという故ばかりではなくして、只今のような御意見も加味いたしまして、副総理格として政府の重責を受け持つてもらつておるのであります。
政府といたしましては、石炭産業の復興によりまして、惡性インフレ打開の糸口を見つけ、産業全体の活動を増大し、國民生活を安定に導こうとする点に関しましては、ただいま加藤君の述べられました御意見と、まつたく同感でございまするが、このためには、当面の段階におきまして、乏しい國力のうちから、資材及び資金を重点的に、言いかえますならば、他の産業部門及び國民生活の犠牲におきまして、石炭部門に注ぎこまねばならないと
インフレーションの防止が、この危機突破の重大なる要素であり、かつまた前提であるというお説に対しては、まつたく同感であります。政府におきましては、この危機突破対策の線に沿いまして、具体的政策を著々立て、そして極力強くこれが実行に邁進する所存であります。 そういたしまして、その中でも最も大事な財政の健全化という点について、一言申します。
北村君は、諸政策のうち思想・教育に関するものが重視せられなければならぬということを強調なさいましたが、私はまことに同感であります。その第一点といたしましては、古い教育目標は破壊されたが、まだ新しい教育目標ができていないできないか、そこで教育が宙に迷つておりはしないかという御心配でありました。この点では、私はある点同感でありますが、全部同感いたすとは申されません。