1993-03-05 第126回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
また、出版事業として「啓発センターだより」の発行でありますとか、「同和問題解決のために-えせ同和行為対応のための手引き書-」という手引き書を発行いたしております。また、調査研究といたしまして、人権と同和問題に関する意識調査等を行っておるわけでございます。啓発センターの予算額は平成四年度で約一億二千五百万円でございます。
また、出版事業として「啓発センターだより」の発行でありますとか、「同和問題解決のために-えせ同和行為対応のための手引き書-」という手引き書を発行いたしております。また、調査研究といたしまして、人権と同和問題に関する意識調査等を行っておるわけでございます。啓発センターの予算額は平成四年度で約一億二千五百万円でございます。
つまり、例えば法務省人権実務研究会が出しておる「えせ同和行為対応の手引」というあの本の中に、どうですか、今精神障害者の医療担当者が腹を立てて法務省に文句を言いに来とるでしょう。暴力団は怖くないけれども精神異常者は怖いといって、あなた方の本の中に書いてあるじゃないですか。だから、障害者を差別するなど言うとる。そうしたら、いや、精神異常者と言うたんで障害者ではありません、こう言うとるじゃないですか。
それで、ひとつ今大変問題になっていることを指摘させていただきたいんですけれども、法務省で「えせ同和行為対応の手引」というものを出版されていらっしゃいます。全体の中身につきましてはきょうは問題にいたしませんけれども、これはほぼ五千部ほど講演会の記録という形で印刷をされて、各方面から購入の問い合わせがあるということでございます。
そこで、人権擁護局内が出したのじゃなくて、人権実務研究会という名前で出した「えせ同和行為対応の手引」の中の一部の論理が問題となって、精神障害者、医療実務者から、法務省は差別的である、こう言われておることを局長は御存じでしょうね。
「えせ同和行為対応の手引」が同じく六十三年四月十日。「子どものよさを活かす」というのが六十三年九月十四日。「不登校児の実態について」が平成元年十一月二十日、昨年でございます。「人権保障の生成と展開」がことしの二月六日でございます。
○篠田政府委員 まず本の名前を申し上げますと、「同和問題の手引」それから「えせ同和行為対応の手引」「子どものよさを活かす」副題として「父母、教師へのメッセージ」。それから「不登校児の実態について」「人権保障の生成と展開」副題が「世界人権宣言四十周年記念論文集」でございます。発行年月日は調べてまいりませんでしたので、もし必要とあらば調べた結果をお知らせいたします。
「えせ同和行為対応の手引」という、これは法務省人権実務研究会編というふうになっておりますけれども、大臣はこの本のことを御存じでしょうか。中をお読みになったでしょうか。
○竹村泰子君 この講演会は法務省と東京法務局の主催で開かれたものでありまして、この「えせ同和行為対応の手引」の編集責任は法務省人権実務研究会であります。 法務省人権擁護局はみずからを電話の中でも当事者として認めておりますけれども、この本の編集責任は法務省人権擁護局にあると思いますが、いかがでしょうか。