2008-05-27 第169回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
いるというふうなことで、そういった利用が拡大をしていく、それから放射性同位元素の使用量の急速な増加、そういったものに対応するため、使用者の便宜を図り一括して放射性同位元素を輸入して配分をするという業務、さらにはそれらの安全取扱いのための技術訓練、利用者相互の連絡活動などを行う機関が必要となったということで、こういった放射性同位元素の使用者、研究者から構成されます全国的な任意組織として昭和二十六年に日本放射性同位元素協会
いるというふうなことで、そういった利用が拡大をしていく、それから放射性同位元素の使用量の急速な増加、そういったものに対応するため、使用者の便宜を図り一括して放射性同位元素を輸入して配分をするという業務、さらにはそれらの安全取扱いのための技術訓練、利用者相互の連絡活動などを行う機関が必要となったということで、こういった放射性同位元素の使用者、研究者から構成されます全国的な任意組織として昭和二十六年に日本放射性同位元素協会
我が国によります放射性物質の海洋投棄といたしましては、放射性同位元素協会、現在は日本アイソトープ協会というふうに名前が変わっておりますが、昭和三十年から昭和四十四年までにわたりまして、主として房総沖におきまして、約十五回にわたり行われております。
日本放射性同位元素協会、現在日本アイソトープ協会という名称に変わっておりますが、この協会が昭和三十年から四十四年までにわたりまして、主に房総沖において十五回、放射性廃棄物の試験的海洋投棄を行っております。 投棄された廃棄物は、この協会が放射性同位元素を取り扱った際に生じます廃棄物を主にドラム缶にコンクリート固化したものでございまして、投棄物、このドラム缶詰めは合計千六百六十一個でございます。
○伏見康治君 これは通告してないことなんですけれども、今の同僚議員の質問に関連してちょっと伺ってみたいんですが、放射性同位元素協会が海の底にほうり出した物の行方がどうなっているかというお尋ねがございました。
○政府委員(辻栄一君) 御指摘の海洋投棄につきましては、当時の日本放射性同位元素協会というのがございまして、昭和三十年から四十四年にかけまして相模湾、駿河湾及び房総沖におきまして計十五回にわたりまして放射性同位元素協会による放射性廃棄物の海洋投棄を行ったわけでございます。
後段の御質問でございますが、放射線同位元素協会によります房総沖等の投棄の追跡調査でございます。四百キュリーは多いという御指摘もございました。これは確かに捨て方によっては多うございますけれども、一千六百本のドラムかんにきちんと詰めて、そしてそのドラムかんから溶け出す可能性が少ないということになりますと、必ずしも多い量とは言えないかと思います。
過去、発電所以外の放射性同位元素の取り扱いによって生じました廃棄物でございますが、これは日本放射性同位元素協会、現在では日本アイソトープ協会となっておりますが、ここが一括して取り扱ってまいりました。その取り扱いの過程におきまして汚染されたようなものが廃棄物として出てきたわけでございますが、これを昭和三十年に相模湾に捨てまして、その後昭和三十二年に駿河湾の入り口に捨てております。
それから、第一回と第二回は法律がございませんでしたが、第一回のときはまだ科学技術庁ができる前でございましたけれども、当時から一括して扱っております日本放射性同位元素協会としましては政府と相談しながら捨てるという形をとっておりまして、当時関係機関では一応事情は承知の上で捨てていたと言われております。
それで、かねてから国会でも御報告しておりますように、この放射性同位元素協会の海洋投棄につきましては、昭和三十年から昭和四十四年の間に計十五回、放射能量で約四百六・八キュリーを房総沖で行っていた旨を報告したわけでございます。
それから二点目の先生のおっしゃいました衣類等につきましてでございますが、この投棄物は当時の日本放射性同位元素協会がコバルト60を輸入しましてそれを分配するときに汚染しましたガラス、ピンセットあるいは手袋等でございまして、記録上は、手袋は衣類に分類されるかもしれませんが、大きな衣類といったものは記録されておりません。
○政府委員(後藤宏君) ただいま申し上げておりますように、かつてのこういう放射性同位元素協会の投棄したことに関する見解について実は安全委員会に諮ったわけでございまして、この安全委員会は同じく、先ほど来御説明しておりますように、われわれの試験的投棄並びに本格的投棄については、安全性についてダブルチェックをすでに五十四年の十一月に終えておられまして、特にその見解をどうするかということは私どもお諮りしておりませんので
○政府委員(後藤宏君) 先ほど御説明しましたように、館山沖等を中心に放射性同位元素協会が投棄しました件につきましては、実は私どもが今回、計画しております試験投棄の内容とはいわば全く異なる性質の内容のものでございまして、われわれとしてはその投下した時点、海域等に対しましては、放射線のバックグラウンド調査という調査の一環といたしまして、海域の一般的な調査を大体三十三年ごろからしておりますが、特にそういった
○政府委員(後藤宏君) ただいま御質問の点につきましては、実は現在問題になっております原子力施設から排出されました低レベルの放射性廃棄物とは若干性質の異なるものでございまして、当時の放射性同位元素協会といった協会がいわばアイソトープの利用に伴いまして生じました廃棄物を、三十年から四十四年にわたりまして館山沖等を中心に、十五年間で四百六キュリーを投下したという事実がございまして、私どもはその件と先ほどお
当時のその同位元素協会、実施した法人は明らかなんですから。当時の主要なる位置にあってこの投棄にかかわり合った人で現在生存者というのは、調べればすぐわかるわけです。だから、関係者からずっと当時の事情等を、科学技術庁ならば厳密に調査すべきじゃありませんか。私はそれを要求します。そして、その調査の結果の資料をください。
一部の報道で、これが昭和三十年に当時の放射性同位元素協会が行ったアイソトープの廃棄物の海洋投棄と関係があるように伝えられたということから、この問題が起きたかと思います。 当庁としてこれを検討いたしましたところ、セシウムの方がずっと多く検出されておるわけでございますが、昭和三十年の相模湾の投棄一回だけ〇・二キュリーであったわけでございますが、これにはセシウム137は投棄されておりません。
○椎名委員 いまのお話で大体わかったような気がするのですが、しかし最近問題になったのに、相模湾と駿河湾で、昔、放射性同位元素協会が捨てた同位元素ですか、何かこれによって汚染が起きているというようなことが報道されております。これは大分前のことですけれども、これから本格的な海洋投棄というようなことをやっていくに当たって、こういうことも本当であるとすると大変にマイナスの要素であるというふうに考えます。
「日本放射性同位元素協会による海洋投棄について」という、これが俗に言う試験投棄、試験投棄と言われておったやつなんですね。この資料を出しますということで四月に約束したんです。ところが、出てきたのが九月の初めです。何回も催促したんです。ところが、出します出しますと言っておくれておったわけです。で、まあ出てきた。
低レベル放射性廃棄物の海洋投棄をめぐっ て、最近、かつての日本放射性同位元素協会に よる相模湾、駿河湾への投棄、韓国の鬱陵島付 近における投棄など、重大な問題が報道されて おります。これらの事実関係について、必ずし も詳しく明らかにされていない事実にかんが み、以下の質問に答えられたい。
そういう意味で私は全くこの投棄に対する姿勢、これは捨てたのは科学技術庁が捨てたわけではありませんけれども、実際捨てたのは放射性同位元素協会が中心になって捨てたわけですが、科学技術庁が許可し、その立ち会いのもとにやったわけですから、全くこの投棄に対する科学技術庁の姿勢は、今日の時点から考えて非常によろしくなかったと、私はそのように思うわけですが、その点は認めますか。
これは日本アイソトープ協会という現在の日本放射性同位元素協会が法律的に廃棄の事業者の許可を受けておるわけでございますが、そこが各事業所から出てまいりました廃棄物を集めまして、ドラムかんの本数でこの十五回の実施に当たりまして約千七百本、放射能の量で総量四百キュリーのものを館山の沖で投棄した実績があるわけでございます。館山の沖合い四十キロメートル、水深は約二千六百メートルの海域でございます。
○政府委員(伊原義徳君) 御指摘の海洋処分につきましては、当時の日本放射性同位元素協会、現在日本アイソトープ協会と名前が変わっておりますが、この協会が昭和三十年から四十四年にわたりまして、先生御指摘のように千六百六十一本のドラムかん等を館山沖に投棄いたしております。
立教大学の方でもその点につきましては全く同意見でございまして、漸次そういった新しい建物あるいは新しい管理設備をつくってこれを移しかえていく、あるいはすでにたまっておりますものにつきましても、これをたとえば放射性同位元素協会等に渡しまして容積を減らす等々の改善策を検討している状態でございます。
○伊原政府委員 ただいまのところ、まだ具体的な計画は確定いたしておりませんけれども、かつての放射性同位元素協会のやった投棄のことを先生御指摘かと思いますが、規模においては、それとほぼ似たようなことになろうかと考えております。
○政府委員(伊原義徳君) 私の承知いたしておりますところでは、その試験投棄につきまして非常に精密な追試の調査をしたということはあるいはないかと思いますが、一般的な海洋の調査と申しますか、その関係からしてこの放射性同位元素協会がかかって廃棄——これは試験的でございますが、試験的に廃棄いたしましたものが環境に影響を与えておるというふうなことはないと、こういうふうに承知いたしております。
○石野委員 放射性同位元素協会がそれらの職員の訓練等について当たるということもけっこうでございますが、先ほど御意見のあったように、法の改正の問題にもからみ行政指導を適切にやるということと、それから学術会議などが勧告している問題は、私は非常に適切な勧告だと思うのです。そういう問題はやはり真剣に科学技術庁自身取り上げてもらうべきことだろうと思います。
○伊原政府委員 学術会議の勧告につきましては、その辺検討させていただきますが、なお、御承知のように放射性同位元素協会、これが放射性同位元素の使用につきましてのいろいろなPRと申しますかそういう関係、あるいは地方における講習その他をいろいろやっております。したがいまして、そういう既存の活動状況とも組み合わせて十分検討したいと考えております。
日本放射性同位元素協会の新聞発表によれば——これまた新聞発表は権威がないのかもしれませんけれども、振り回したって火災になるおそれはないんだ、だから自然発火ということは起こり得ないんだ、こういうことが、個人の意見かもしれませんが、出ておったわけなんです。ところが実際に事故は起こるべくして起こったわけなんです。
したがいまして、私どもといたしましても、そういう結果を十分取り入れまして、海洋投棄の安全にできますような技術的基準ができますまで、同位元素協会の海洋投棄も、実験的でございますが、中止している次第でございます。
○岩間正男君 ところがこの山崎氏は、これは当委員会でも問題になったのでありますが、放射性同位元素協会の理事でもある。そして同協会は、先般問題になった館山沖の放射性物質の廃棄、これを行なってきた、長年の間。こういうことでは、一体安全対策は十分とれるのかどうか。この問題はどう処理されましたか。当委員会で問題になってから、これに対してどう対処されたか。
○説明員(田宮茂文君) 御指摘のように、山崎理事は同時に放射性同位元素協会の理事をされておりますが、同氏は、これまた御承知のように、原子力開発以来東大の教授といたしまして初めから関与された方でございまして、原子力の安全問題については専門家でございます。
○政府委員(梅澤邦臣君) 放射性同位元素協会には、目的といたしましてこう書かれております。「放射性同位元素の応用に関する技術の向上及び普及をはかることを目的」と、こういうことでございます。実際的に何をやっているかという項目で申し上げますと、おもにあすこは外国の先生方が相当加盟しております。
○説明員(田宮茂文君) 現在、新聞紙上で問題になっておりますのは、いわゆる固体廃棄物でございまして、これは日本で放射性同位元素を輸入して頒布をしております放射性同位元素協会というところが、放射性同位元素を小分けいたしますときに出ました廃物等を海洋に試験的に投棄したわけでございますが、これにつきましては関係いたします法令の基準に従いまして投棄をしておりまして、固体廃棄物が海中において漏洩することがないように