1965-02-20 第48回国会 衆議院 予算委員会 第15号
同じように問題になりましたのは、例のマレーシア大使館のアヤトリ事務官の問題が出てくるのですけれど、ちょうど一昨日が吉野順博さんの一周忌でございました。それからお母さんがそのためになくなった。これは、多少外務省を御非難申し上げたいのですけれども、偶然にそれの四十九日だった。忌明けであったということがあるのです。
同じように問題になりましたのは、例のマレーシア大使館のアヤトリ事務官の問題が出てくるのですけれど、ちょうど一昨日が吉野順博さんの一周忌でございました。それからお母さんがそのためになくなった。これは、多少外務省を御非難申し上げたいのですけれども、偶然にそれの四十九日だった。忌明けであったということがあるのです。
○政府委員(永田亮一君) 吉野順博君御一家皆さまのこの事件に関する御不幸に対しまして、政府といたしましてもまことに御同情にたえないのでございますが、いま稲葉先生から御指摘のありましたおりに、昨年の二月の十七日に、文京区の上富士前町におきましてアヤトリ二等書記官の使用車にはねられまして、不幸吉野さんを死に至らしめたということは、まことに御同情にたえず、また遺憾でございます。
大使館の知ったところでは、被害者たる吉野順博さんは突然暗やみの中から——ショット・アウトということばを使っていますから、飛び出すと訳して適当だと思いますけれども——飛び出された。
○稲葉誠一君 ここまでお聞きしていきまして、それで問題に入っていきたいと思いますが、去年の二月十七日の午後九時四十分ごろに、東京都内の文京区の駒込上冨士前町七十三番地先において、駐日のマレーシア大使館員の二等書記官ウォルター・T・アヤトリですか、この人の乗っていた自動車が早稲田大学三年生吉野順博君をひき殺したということですが、この事故に関連をして、外務省としてはどういうふうなことからこの事故が起きたのだというふうに