2005-02-28 第162回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
○清治政府参考人 吉野川水系の河川整備の基本方針と整備計画のお話でございますが、今お話がありましたようにいろいろな懸案を抱えていた状況もございますが、昨年は非常に大きい出水がございました。そういうようなデータも取り込みまして、早期に基本方針というのを定めてまいりたいと思っております。
○清治政府参考人 吉野川水系の河川整備の基本方針と整備計画のお話でございますが、今お話がありましたようにいろいろな懸案を抱えていた状況もございますが、昨年は非常に大きい出水がございました。そういうようなデータも取り込みまして、早期に基本方針というのを定めてまいりたいと思っております。
また、吉野川水系の水資源開発基本計画につきましては、平成十四年の二月に計画の改定を行ったわけですが、その際に、必要に応じて計画の見直しを行う旨の文章を計画の本文に明示した上で閣議決定を行ってございます。
○佐藤(謙)委員 時間が来たので終わりますけれども、水資源開発基本計画に基づいて事業実施計画というものが作成されることになっていますけれども、七水系のうち、吉野川水系を除いて、まだそれができていない。当初の計画期間が終了していないので、新たな計画を早急に策定するべきだということを最後に申し上げて、質問を終わります。 ありがとうございました。
なお、吉野川水系におきましては、昭和四十九年、五十年、五十一年と大きな水害に見舞われましたので、昭和五十七年に吉野川の工事実施基本計画を改定しておりまして、これに基づきまして第十堰の改築事業が位置づけられておりまして、現在、吉野川水系において、第十堰について今後流域の方々から広く意見を聞きまして、種々の代替案も議論の対象といたしまして対話を積み重ねて、この事業の進め方について流域の方々と議論して内容
あるいはまた、吉野川水系から取水する都市用水を使った後、幹線で海に流してしまう流域下水道事業、これは河川の安定した水量の確保とも相矛盾するのではないか。 つまり、縦割りでそれぞれに事業目的を掲げているんですけれども、素人の私が見たところでもこの狭い地域にいろんな計画がひしめき合っている。
○田村公平君 これは若干余談になりますけれども、吉野川水系のところに、徳島と高知県にまたがりまして、当時、吉野川直轄砂防工事事務所というのができました。これは中央構造線等が走っておりまして、名うての地滑り地帯であります。
それから、何も四万十川だけが、最後の清流になるのか最後の清流かよくわかりませんけれども、うちには一級河川がほかにも物部川水系、仁淀川水系、吉野川水系とありまして、それぞれ直轄の事務所があります。
建設省としましては、昭和五十一年に吉野川水系濁水調査委員会を設置し、この結果をもとに、五十四年から、早明浦ダム上流域にて建設省直轄砂防を開始いたしました。そして、過去二十年間、平成十一年度換算で百九十八億円、約二百億円をもってダム上流の砂防、床固め等、貯水池の水質に一番影響を与える山林保全に努力しているところでございます。
上流から考えても、まず可動堰ありきの姿勢は撤回をすること、第十堰の改修、堤防等の強化等の住民の代替案を真剣に検討すること、そして吉野川水系全体の新河川法による整備計画の見直しを要求しておきたいと思います。この点についてのお答えをいただきたい。
○竹村政府参考人 吉野川水系におきます上流ダム群の評価についてお尋ねがありました。
ただいま御質問の吉野川水系工事実施基本計画は、昭和五十七年三月に、河川審議会を経て建設大臣が策定したものでございます。 先生御指摘のように、岩津地点におきまして、この吉野川の計画する高水は二万四千トンとして、上流ダム群で六千トンを洪水調節して、残りを河道に流していこうという計画になっております。
それは何かというと、現在の吉野川水系工事実施基本計画は、基本高水のピーク流量を二万四千トン・パー・セコンドとして、上流ダム群によって六千トンをカットする、調節する、計画高水流量を一万八千トンにする、そういう計画になっております、これは岩津の地点で。 それで、上流ダム群によって六千トンカットするということになっているんですけれども、この六千トンというのは確実にカットできるんですか。
海岸もそうですけれども、河川もそうですが、吉野川水系は御案内のとおり一級河川でありまして、石鎚山系にその源を発し、私どもの高知県を抜けて徳島市まで流れております。「四国のいのち」という銘文が入った大きな石が早明浦ダムの直下に建っております。
これは吉野川水系の上流に位置しておって、四国全体の重要な水がめであります。一九七五年に完成しております。 ところが、たしか七六年と思いますけれども、ダムが完成して間もなく、ダムが大雨で満水になったためにゲートを開放したのです。水資源公団によりますと、六時間にわたって三千五百トンの水を流し続けた。このためにゲートの真下の十七戸は水浸しになってしまって、とうとう全部引っ越しを余儀なくされたのです。
この吉野川水系というのは、そういった意味では、永開発、水資源利用といいますか、河川総合開発といった面では随分と協力してきたところでございます。そしてまた、山脈を越えたもう一つの水系の十津川・熊野川水系というのは、資源エネルギー庁御承知のように、電力のメッカで、水力発電所が至るところに巨大ダムをつくってあります。
吉野川水系が訓練空域なんです。いつぞやも山から木を切り出すワイヤーに戦闘機がぶつかって早明浦ダムに墜落をいたしましたけれども、そういう問題はF15とかトムキャットがおっこちて初めてニュースになります。それ以外はニュースにしてくれません。なぜかというと、人口が八十二万人しかおらぬものですから。 かつて九十万高知県民、かつて九十万沖縄県民と言った沖縄が何で百二十七万になったのか。
この水系が吉野川水系であり、高知県の早明浦ダムというところであったために、連日にわたりまして水のたまっていない状況がテレビで報道をされましたために、私のところなんかには、徳島県は大変なんでしょうというような話を随分しょっちゅう電話なりあるいは手紙でわざわざいただいたこともありました。私のところは幸いそういう被害は少なかったのでありますけれども。
最後に、吉野川水系の水資源開発について申し上げます。 四国中央をほぼ東西に貫流して紀伊水道に注ぐ吉野川は、昭和四十一年に水資源開発水系に指定され、それに基づき四十二年三月に基本計画が閣議決定されて、早明浦ダムの建設事業が開始されたのでありますが、その後、池田ダム、香川用水、新宮ダム、旧吉野川河口ぜき、高知分水の各事業が基本計画に追加され、それぞれ完成しております。
さらに、四国に飛びまして、吉野川水系の銅山川を見てみますと、愛媛分水の水源であります柳瀬ダム、新宮ダムの貯水率が十一月二十五日現在三八%となり、現在工水一五%の取水制限を行っております。特に小豆島では、十一月二十五日現在内海ダムが一四%、殿川ダムが一一%、粟地ダムが〇%と貯水率が低下しておりまして、現在十四時間断水を続けております。
特に二月上旬におきましては、淀川水系、豊川あるいは吉野川水系といったところにおきまして、取水制限が上水道で一三%から二二%、工業用水で二二%から五〇%という厳しい制限が行われたのを初めといたしまして、全国で一級水系十五地域、二級水系十七地域におきまして渇水の影響が広まりました。上水の給水人口で言いますと、二千二百万人を超える人々が自主節水あるいは取水制限等の影響を受けたところでございます。
このため、主要な淀川水系あるいは木曽川水系、豊川水系、吉野川水系など、関西における広い地域にわたりまして河川の水が減り、ダムの貯水量が減ってまいりましたので、昨年の年末では大体千六百万の方々に影響を与えるような状況で越年をした状況でございます。
こういった濁りの問題につきまして、私どもにおきましても、これも先生御承知と思いますが、まず最初の昭和五十一年の濁水問題にかんがみまして、五十一年の十一月に国それから四国四県、水資源開発公団、電源開発株式会社、四国電力によります吉野川水系の濁水調査委員会を設置いたしまして、五十五年三月までにるる重ねて検討いたしました。濁水機構の解明とこの軽減策について検討いたしました。
一五十一年の非常に大きな異常出水ということを契機にいたしまして、吉野川におきましては、水質問題に取り組むために国、県、もちろん当公団も入っておりますが、電力会社等も含めまして吉野川水系の濁水調査委員会をつくりまして鋭意検討いたしたわけでございます。
次に、今度は吉野川水系に関連をしてでありますが、簡単に申します。西吉野村で地すべりがありました。いろいろ言われるのですが、五十万立米の地すべりというふうに言われているわけであります。大変な被害が出たわけであります。ところが、これで川が埋められた。それで二キロほど、人口湖みたいになって浸水が起こったというようなことでございます。
まず導水バイパスでございますけれども、早明浦ダムの導水バイパストンネルにつきましては、昭和五十年、五十一年と二年続きました異常な出水にかんがみまして、吉野川水系全体の治水対策を見直す中で河川改修計画、ダム計画あるいは既設ダムの改造計画等の検討の一環として現在調査を行っておるわけでございます。