1955-07-26 第22回国会 衆議院 文教委員会 第29号
従って、吉田内閣打倒というようなビラが電信柱に張られてもいけないし、共産主義打倒というようなビラが学内に張られてもいけないのであります。そういう点において、京都大学は敢然と政治的中立を守るという決心のもとに総長以下があるわけであります。
従って、吉田内閣打倒というようなビラが電信柱に張られてもいけないし、共産主義打倒というようなビラが学内に張られてもいけないのであります。そういう点において、京都大学は敢然と政治的中立を守るという決心のもとに総長以下があるわけであります。
われわれもまた吉田内閣打倒のために非常に奮闘したのだが、われわれと同様というか、あるいはそれ以上熱心であったのは河野一郎君だと思うのです。
吉田内閣打倒を叫んで糾合した民主党であってみれば、選挙の結果とはいえ、率直に緒方首班に同調することはできがたいのではないのですか。そのときにこそあなたの聡明な、筋の通った処置が必要なのであります。あなたは民主党総裁を辞任され、民主党を空中分解させるのか。選挙の試練を経て、寄り合い世帯を同志的結合に固めて、あなたの指導統率のもとに挙党一致行動させる確信をお持ちですか。
吉田内閣打倒というものが、昨年の選挙におきますあなたの政党の最も大きなスローガンであつたということは、あなたもよく御記憶のことと存ずるのでございます。
吉田内閣打倒という約束をして闘つておられた。しかるに、そのあなたが選挙が済んで半年、昨年の十一月に自由党に入つて来られておる。この復帰の際の理由を先ほど承りますと、憲法改正の調査会と、外交問題の調査会をつくつてくれればそれでよいのだということですが、一体吉田内閣打倒というあなたの一枚看板をどうされたのでございますか。この点をあなたの良心はいかにわれわれに説明しようとしてくれるのでございますか。
○大橋(武)委員 そうするとその場合には吉田内閣打倒というあなたの選挙の一枚看板はどういうふうな扱いを受けたわけですか。
従つて理想をいえば、改善したい点がなくはありませんけれども、わが党は当面吉田内閣打倒のために院内外を通ずる革新三党の統一行動を強力に推し進めて行くために、三党で話合いが成立いたしました本案に賛成するものであります。 以上をもつて討論を終了いたします。(拍手)
しかし私考えますのに、吉田内閣打倒あるいはそれに類するスローガンというようなものが、はたして片言隻句でありましようか。いやしくも一国の政府を打倒し、内閣を打倒しようというようなスローガンを大々的に掲げておる。これが片言隻句とはどうしても私には受取れないのであります。
まず第一は政治的目的を有する文書であるかないかという判定をしていないということ、それから発行者が違うということ、第三番目は偏向教育をしていない、この三つだつたと思うのでありますが、最初の政治的目的を有する文書であるかないかということを判定していないというのは、これははなはだ不可解でありまして、この事件の解決のポイントがここにあるわけであります、つまり佐久間君が署名をして出された官公労の機関紙に吉田内閣打倒
吉田内閣打倒の声は国民の声ですよ。それにあつてこれを乗り切つて吉田内閣の延命をはかろうとする姿、みずから顧みるところがなければならぬと思うのです。こういうものについて御答弁願いたいのですよ。それをさつきから要求しておるのですが、なかなか上手に焦点をぼかせるというか、戦闘的にフアイトを燃やされるようですが、そういうところで小ぜり合いをやつてもしようがない。
この吉田内閣打倒という問題でありまするが、吉田内閣打倒というようなスローガン自身が政治的目的を有する文書であるということについては、これはだれが見ても疑いの余地はないのである、これを発行し、また交付した人が公立学校の教職員という身分があるのであるならば、これは先般成立した特例法によつて禁止せられた行為をした、こういうことに該当する。
官公労の機関紙にこれが載つたことが違法である、それ以前の官公労の決定そのものに対しては人事院はいかに取扱われるか、吉田内閣打倒との決定に対し ていかに取扱われるか。
以上の統一戦線による党の独自的政治活動につきましては、党は、この六月の第十九国会における汚職問題、乱闘問題などに対する世論の高まりをとらえ、吉田内閣打倒、国会解散、あるいは臨時国会召集の統一行動を組織するため、六月以降中央指導部及び全国拡大機関は社会党、労農党、総評その他民主団体に対し共闘を申し入れ、七月十五日の党創立記念日とあわせて全国戦線百数十ヵ所に集会を催し、総計五万数千人を動員し、政治運動を
日教組に対する各段の資料を見るというと、そのほかにも例えば教組の根本主張として掲げている点についても、反動吉田内閣打倒、それから人民、人民と書いてあつたかどうか、民主政権の樹立、こういう項目があることは御承知のことでありましよう。一体反動ということはこれは汚職であるとか何とかというような、いわゆるその政党に対する或いは政府に対するこれは批判的なことでありまして、本質のものではありません。
そこで日教組の掲げる綱領、主張、そういうものを見て見るというと、平和四原則ですか、或いは三反であるとか、それから吉田内閣打倒、反動内閣打倒、人民という字は書いてあつたかどうか覚えておりませんが、これは資料を免ればわかります。政権の樹立、これは我が国における左翼政党の掲げておる政綱と一つも違わんと私は思うのです。違いますか。
○荒木正三郎君 吉田内閣打倒ということは今日国民の大多数が考えているところである。それは一々私が調べたところではないけれども、国民の声として受取つてもいいくらいになつております。今日改進党まで吉田内閣打倒という看板を正式に掲げているじやないか。
これは総評の第三回幹事会ですが、秋季闘争方針として、賃金闘争、民主的権利の回復と拡充闘争、平和経済による産業危機突破闘争、吉田内閣打倒と原水爆禁止署名運動の四項目を目標といたしまして、闘争の山を吉田内閣打倒国民運動の高まる予算編成期、年末手当要求の出そろう十月下旬ごろに置き、全国的に強力な政治闘争を推進しようとしており、日本共産党はその行動の中核となつて活発な動きを見せるであろう、こういうような発言
以上の統一戦線によりますところの日本共産党の独自的政治活動については、党は去る六月の第十九国会における汚職問題、乱闘事件などに対する輿論の高まりをとらえ、吉田内閣打倒、国会解散あるいは臨時国会召集の統一行動を組織するために、六月以降中央指導部及び全国各機関は社会党、労農党、総評その他の民主団体に対して共闘を申し入れ、七月十五日の党創立記念日行事とあわせて全国百数十箇所に集会を催しました。
○春日委員 その問題について関連質問を継続いたしたい予定でおりますが、伺うところによりますと、山本博士が吉田内閣打倒のための緊急戦術会議に御出席のようでありますから、継続質問を御留保願つて、山本博士に譲ります。
○大達国務大臣 先般御承知の通り、吉田内閣打倒、それから国会をすみやかに解散すべし、そういう趣旨の、これは官公労の総会でありますか、何かそれに対する決議をする案文ということでありますが、それが官公労の機関新聞に掲載された事実がある。
さらに闘いの主目標といたしましてその項目の中に平和擁護、吉田内閣打倒、国会即時解散——この問題がいいか悪いかという問題は別にいたしまして、このことが人事院規則に違反するのではないか、これは先ほどの官公労の機関紙と同じケースであります。先ほど文部大臣は千葉県ただ一県の問題であるから、静観をするというお答えでありましたが、千葉県ただ一県の問題をほつておけば、次々とこういう問題が起きて来るのであります。
今の最後のお答えなんですが、吉田内閣打倒というその文章の表現の箇所だけが違反の疑いがあると断定して、結論を出されたのですか、もう一回お尋ねいたします。文章というものは局部を抜き出してはその意思というものは明確にならない。全体を通ずる流れ、あるいはその団体の決定事項を流すのであるならば、その団体の意思というものが少くともそれと合致しなくちやならぬ。
○荒木正三郎君 ですから教員組合の会合においてスローガンとして吉田内閣打倒を掲げるということだけでは人事院規則には抵触しない。総裁もそういう説明であつたわけであります。我我の研究によつてもそういう結論が出ているわけでありますが、それと今度機関紙に議案として、或る特定の人に配布したという行為とは、全然私は性質は同じだと思う。
○荒木正三郎君 私が先ほど例を引いた例えば教員組合の大会にスローガンとして、吉田内閣の打倒ということを掲げたという行為と、それから今度全官公の機関紙において議案として吉田内閣の打倒、これは吉田疑獄内閣となつておりますが、ここにも若干問題があると思いますが、まあ吉田内閣打倒ということを議案として配布した行為とは私は同じ性質だと思いますがね。そこには違いがないと思うのですが。
○説明員(淺井清君) それはあの規則の中に言つております吉田内閣打倒ということが、あの規則の政治的目的、あるということはこれは明確であろうと思う、即ち特定の内閣に反対することでございます、併しそれが同時にあの規則に掲げてある行為の一つとして現われなければ、これは国家公務員の場合でありますが、これは違反にはならない、こういう建前になつておるのであります。
○説明員(緒方信一君) 同じことでございますけれども、この議案に吉田内閣打倒ということが書いてあります。これは明らかに政治的目的がこの議案の中にある、その議案を載せている文書でありますから、これはもう文書に政治的目的が十分に載せてある、そういうふうに言えると思います。
における社会党諸君の行為は、吉田政府と自由党のフアツシヨ化に対する国民憤激の反映であり、独立と平和のために民主主義を防衛しようとする社会党諸君の情熱に敬意を表する、われわれは、自由党、改進党その他の党派の諸君の中にも、十分われわれと共同できる人たちがあると信ずる、特に両派社会党の諸君とは全面的に共同できるし、またすべきであるとかたく信ずる、この基礎の上に立つて、われわれは、国会内外の勢力を結集し、吉田内閣打倒
ここでは再軍備反対、軍事基地粉砕、アメ公を日本及び朝鮮から追放せよ、吉田内閣打倒等のスローガンに基くアジ演説、あるいはメーデー事件の実態報告がなされました。
決してそんな初めから吉田内閣打倒というようなそんな演劇をやるわけはないのです。つまりそういうものを表向き出しておらんでも、そういうことが推測されて来るならばこれに当るというのであれば、つまり教師の教室内の行動は問題にならないのだということだけは言えるのじやないか、これは言えますね、そういうことは。
それでありますから私は実は先だつてこれは新聞で見たのでありますから本当か嘘か知りませんけれども、大達文相は、吉田内閣打倒を、或いは再軍備反対と、或いは憲法改正反対というようなことを言つたら偏向教育になるのだ、こういうことを言われたというのです。これは私は真偽のほどは知りませんが、どこかの委員会で言われたという。これは先生がたに大変なシヨツクを与えております。こんなことを言つたら何もできない。