1954-05-22 第19回国会 衆議院 外務委員会 第54号
○岡崎国務大臣 占領費の中には、直接占領費と間接占領費とありまして、衆議院の方の速記録は私今ここに持つておりませんからはつきり申されませんが、吉田兼任外務大臣は、参議院の速記録で私の記憶しておるところでは、少くともガリオア、イロア等はということを入れまして、一般に贈与と考えられておるがそうじやないということをはつきり申しております。
○岡崎国務大臣 占領費の中には、直接占領費と間接占領費とありまして、衆議院の方の速記録は私今ここに持つておりませんからはつきり申されませんが、吉田兼任外務大臣は、参議院の速記録で私の記憶しておるところでは、少くともガリオア、イロア等はということを入れまして、一般に贈与と考えられておるがそうじやないということをはつきり申しております。
それから当時の政府の見解でありますが、その当時吉田兼任外務大臣がガリオア、イロア等は日本の負うべきものであるということを、これはとかく贈与と思われがちであるが、そうでない、こういうことを答弁いたしましたに対して、その当時国会のいずれの方面からも、それは違うというような発言はなかつたのでありまして、少くともそのときは国会としてはそうであろうといいますか、黙認といいますか、とにかくしからずという発言はなかつたと