1950-04-11 第7回国会 参議院 法務委員会 第23号
その結果についてはまだ確たる結論はつけかねるのでありますが、吉武警部の側の意見としましても、必ずしも捜査を妨害したとか、揉み消しをやつたというようなふうにも考えられない節もありますので、この点は私としましては今少し事実を調査する必要があるのではないかと考えております。
その結果についてはまだ確たる結論はつけかねるのでありますが、吉武警部の側の意見としましても、必ずしも捜査を妨害したとか、揉み消しをやつたというようなふうにも考えられない節もありますので、この点は私としましては今少し事実を調査する必要があるのではないかと考えております。
私はそれよりも一般異動として、吉武警部を転任させるのが至当と考えまして、そういうふうにしました。
○証人(田中榮一君) 吉武警部が転出いたしました理由は、当時松本課長と吉武君とは相当性格が激しい方でありまして、多少意見の相違もあるようでありましたし、又丁度異動の時期になつておりましたので、吉武警部級の者が全部警視になつて異動いたしましたので、当然吉武警部も警視に昇進いたしまして、上野の次席に転任をさせたのであります。
尚この塩谷隆雄から、味の素の鈴木常務の取調べについて吉武警部の方に、成るべく早く調べをして貰つて一日も早く出られれば皆安心するから一応話をして見て呉れということを頼まれて、そのことを吉武警部に話をした事実はあります。