1993-10-22 第128回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
○吉崎説明員 日本海は、我が国にとって重要な漁場であるばかりでなく、漁業関係者及び消費者の不安を払拭するために、農林水産省としましても、放射能対策本部の申し合わせに基づきまして、西海区水産研究所の調査船、陽光丸を出航させ、日本海の主要漁場において魚類等を採取し、その安全性を確認することとしております。
○吉崎説明員 日本海は、我が国にとって重要な漁場であるばかりでなく、漁業関係者及び消費者の不安を払拭するために、農林水産省としましても、放射能対策本部の申し合わせに基づきまして、西海区水産研究所の調査船、陽光丸を出航させ、日本海の主要漁場において魚類等を採取し、その安全性を確認することとしております。
○吉崎説明員 今回の放射性廃棄物の投棄につきましては、ロシア側の発表した放射能レベルをこれまでの調査結果などに照らしてみますと、海産物摂取により我が国国民の健康に対して直ちに影響を及ぼすとは考えにくいレベルでございます。
○吉崎説明員 水俣病訴訟において、原告側は、農林水産省に漁業法及び水産資源保護法の運用をめぐる法的責任を前提とした国家賠償責任があると主張し、農林水産省としましては、このような法的責任はなく、請求には応じられないとの主張を行って裁判所の判断を求めていたところでございます。
○吉崎説明員 近年、プラスチック類や空き缶等廃棄物の漁場への流入、集積によりまして、魚介類の産卵・生育場が荒廃したり、漁船、漁業へ支障が生じております。
○吉崎説明員 漁業では流し網のラジオブイ、定置網の標識灯などにアルカリ乾電池などの電池が用いられております。 乾電池が漁業で使用され始めた時期につきましては明確なことはわかりませんが、現在のような乾電池が用いられるようになりましたのは昭和四十年代後半からかと思われます。我が国の漁業においてどれだけの量の乾電池が使用されているかについては、承知しておりません。
○吉崎説明員 私ども、漁具に使用された電池の海中投棄の実態については承知しておりませんでしたけれども、そのような事実があるとしますと漁場環境保全の上から問題でございますので、今後関係者、団体等からの聞き取りを通じまして、実態の把握に努力したいと思います。
○吉崎説明員 現在漁業で使用されておりますのは、マンガン乾電池、アルカリ乾電池、それからマグロはえ縄では充電式の蓄電池、以上でございます。
○吉崎説明員 琵琶湖の南湖におきましては、周辺の都市化の進展等に伴いまして、底質の悪化と富栄養化の進展による漁場環境の悪化が見られるようになってきております。このため、滋賀県から大規模漁場保全事業による底質改良を実施し、漁場の生産力の回復と親水機能の向上を図りたいとの要望が水産庁に対してあったところでございます。
○吉崎説明員 桜島の黒神川流域の軽石が周辺海域に流れ出し、漁業被害を生じておりますので、昭和五十九年度から軽石の除去に要する費用について、鹿児島市等地元市町に対して助成しているところでございます。来年度におきましても、鹿児島県等の要望を踏まえ、適切に対処してまいる考えでございます。
○吉崎説明員 沖縄県における赤土流出問題についての対策としましては、これまで、主に赤土の流出防止に取り組んできたところでございます。
○吉崎説明員 福岡県有明海域は、ノリ養殖を初めタイラギ、アサリなどの魚介類の重要な漁場でございます。しかしながら、近年この海域におきまして底質の悪化による漁場の生産力の低下が見られるようになっております。
○吉崎説明員 今回の事故におきましては、流出した油によって残念ながらイワノリなどのいそ根資源に被害が発生いたしました。現地では、京都府漁連及び福井県漁連が中心となって、漁業被害額の取りまとめを行いました。取りまとめました被害額は、漁業損害賠償請求書として弁護士を通じて船主側に提示され、現在交渉中であると聞いております。額につきましては、水産庁は承知しておりません。
○吉崎説明員 本件のように原因者が判明している油流出事故につきましては、損害を起こした原因者において賠償することが原則でありまして、国において損害の補てんを行うことは今のところ考えておりません。
○吉崎説明員 御説明いたします。 水俣湾では、昭和三十二年八月より現在まで、全魚種を対象として漁獲の自主規制を実施されております。したがいまして漁業操業は行われておりません。 水俣湾の魚介類につきましては、熊本県が二度にわたり水銀分析調査を行っております。
○吉崎説明員 水俣湾の漁場開放につきましては、湾内の魚介類の汚染状況を慎重に評価して行うべきことであり、現在なお一部の魚介類が暫定的規制値を超えている状況を考えますと、御指摘のとおり、漁獲禁止の解除は時期尚早と考えております。
○吉崎説明員 御説明いたします。 今回の油流出事故におきまして、当該貨物船マリタイム・ガーデニア号が座礁しておる丹後半島の沿岸一帯及び若狭湾内沿岸に流出油が漂着をいたしました。漂着いたしましたC重油は、海上保安部、海上災害防止センター及び漁業者等の防除、清掃作業により大部分が回収されましたが、残念ながらイワノリなどのいその資源に被害が発生しております。
○吉崎説明員 医師の新規参入につきましていろいろな考え方があるわけでございますけれども、厚生省の考え方はただいま大臣からお答え申し上げたとおりでございますが、私どもといたしましては、医学関係者を初め大学当局あるいは大学を所管する省庁等とよく相談をいたしまして、この中間意見をお送りをして広く検討すべき課題だと思っております。
○吉崎説明員 医師につきましては、御指摘のとおり六十年から年一回に改めることといたしております。また、歯科医師につきましても、お話にございましたように、昭和六十一年から年一回に改めるように現在検討を行っておるところでございます。
○吉崎説明員 我が国の健康の状態、例えば寿命の長さとか乳児死亡率の低さでございますとかは世界第一級にあるわけでございますが、残念ながら虫歯は余りよくないのでございます。大ざっぱに言いまして大体横ばいでございますが、欧米諸国が減ってきておりますので、これもまた大ざっぱに言いまして、大体アメリカの倍あるのでございます。で、欧米諸国がなぜ減ってきたか。
○吉崎説明員 御指摘のことは全くそのとおりであろうと存じます。 それで、先ほども申し上げましたけれども、五歳に大体出てくる第一大臼歯にねらいをつけまして、健診と同時に、今お話しのございましたようないろいろな保健指導、これはもう強力に推進するわけでございますけれども、なお、二十年来有効性が認められておりますところの弗素化物による予防措置につきましても希望者に塗布しよう、こういうことでございます。
○吉崎説明員 国立白浜温泉病院におきましては、県等の要請に基づきまして振動病の治療を担当しておるわけでございますけれども、御指摘のございました昭和五十四年におきまして設置しようとしておりますものは、振動病クリニックというものでございまして、振動病に対する診断・治療の機能をさらに強化しよう、こういう目的のものでございます。
○吉崎説明員 厚生省国立病院といたしましては、労働省、林野庁と相協力いたしまして、振動病に積極的に参加をするという構えでおるわけでございますけれども、国立病院の性格上、広く国民一般を対象とするものでございまして、白浜温泉病院の場合にも、リューマチでございますとか脳卒中でございますとか、そういう病気もあわせて担当いたしております。
○吉崎説明員 まず国立病院についてでございますけれども、四月一日現在で入院につきましては一〇〇%、外来につきましては九六%でございます。なお国立病院の場合この外来の四%は、特に喫煙場所の制限はいたしておらないのでございますが、喫煙を自粛するようにという指導をいたしておるところでございます。
○吉崎説明員 公立病院はもちろんのこと、他の医療機関につきましても、国立病院と同じような配慮をすることが望ましいと考えておりまして、医療監視の機会を通じましてそういう趣旨の指導を行うよう各都道府県に指示しておるところでございます。
○吉崎説明員 まず、第一点の移転の時期でございますけれども、昭和五十三年度中には移転できるように整備を進めているところでございます。
○吉崎説明員 御趣旨に賛成でございます。先ほど御紹介のございました行政管理庁の勧告の趣旨にもございまするし、私どもといたしましては、時に応じて、早く作成するように都道府県に指示をしておるところでございます。
○吉崎説明員 大変申しわけないことでございますけれども、お尋ねのございました有害物質を含む産業廃棄物の埋立地が全国でどのくらいあるか、ただいま把握をいたしておりません。
○吉崎説明員 昭和五十年三月末で二十七県、策定を終了しております。他の府県につきましては現在、準備中でございます。
○吉崎説明員 市町村が行います清掃事業につきまして、年々その重要性と困難性の度を高めておるということは、御指摘のとおりであろうかと存じます。