1966-10-19 第52回国会 衆議院 法務委員会 第7号
○坂本委員 いまの問題ですが、吉原町長は、町長をやるのが五期くらい、そうして助役も置かない、収入役も置かない、こういう変わった独裁的な人で、かつて工場誘致をして、その金の支出もその工場から出さずに、これは土地の改良区の水利に関する問題ですが、それも町から出しておる。そうして一方には顧問料として五万円ずつを毎月取っておる。こういう事実があげられておるわけです。
○坂本委員 いまの問題ですが、吉原町長は、町長をやるのが五期くらい、そうして助役も置かない、収入役も置かない、こういう変わった独裁的な人で、かつて工場誘致をして、その金の支出もその工場から出さずに、これは土地の改良区の水利に関する問題ですが、それも町から出しておる。そうして一方には顧問料として五万円ずつを毎月取っておる。こういう事実があげられておるわけです。
○大森創造君 法律上はともかくとして、工場誘致をしたのは、吉原町長は個人ではないと思うんです、町長だからできたと思う。それから鵠戸沼土地改良区というものがたまたまあったから残水を取水するということもできたと思うんだ。その場合に、町長である人が五万円というものを会社のほうからもらうということはどういう意味なのか、私にはわからない。町ならばわかるんですよ。
そこで、今度は、何か吉原町長が聯合紙器から月に五万円ずつ、年間六十万円、四年間だから二百四十万もらっている、こういうものはどういうものなんでしょう、そのお金は。
そこで、問題は、私は個人的な問題を取り上げるわけではございませんが、吉原町長という人は、二十八歳で町長になり、五回も町長に当選している。
○中村喜四郎君 そうしますと、刑事局にお伺いしたいのですが、この間の衆議院の質問として取り上げられた警察後援会等の費用を四十年度に二百八十万円も出たがゆえに、警察に対してはおれは力を持っているのだということを吉原町長が豪語しておるがごときことであるが、こういう町長に対しては断固取り締まるようにという質問に対して、刑事局長のほうでは、この金は町役場から支出されたものであって、町民全体から支出されたものであって
それについては、聯合紙器会社と土地改良区との間に契約が取りかわされて、〇・四トン、三万六千トンの水を出しましょう、低地排水その他の施設につきもしては会社が負担しましょう、こういうふうな契約書が取りかわされて、当時の県の出先機関である境土地改良事務所長の上好秀雄君と、県議会の首都圏整備特別委員長であった中村喜四郎と、そうして吉原町長が立会人となって覚え書が取りかわされたわけですが、この覚え書について御承知
まず最初に私が当局の答弁をいただきたいのは、吉原町長対聯合紙器の会社、これは十億以上の資本金を持つ大きな聯合紙器という会社でありますが、これの間に取りかわされておるいろいろな問題の中で、当局に調査を願っておきましたのは、その裏におきまして、町民に全然知らせずに町長一人の独断で、この会社と取りかわしておるいわゆる秘密な契約毒、今度の問題につきまして、その秘密な契約書が四通取りかわされておるということが
御承知のように吉原町長という人は民主主義以前の、ほんとうにワンマンぶりな町長でありまして、助役も十六年間置かず、収入役はもちろんのこと、課長も三つぐらいは兼務をしているというような状態で、この町長の認めがなければ会社へも入れない、自分の招致したいろいろな会社がありますが、そういう会社へも入れないというふうな、非常に時代離れのしたひどい町長でありまして、この周囲に対する影響はたいへんなものであります。
そこでやはり私たち法務委員会もぜひ明らかにしておきたいのは、この吉原町長は、おれは警察なんか手玉にとって、言うとおりになるのだ、選挙違反を起こしても調べもしきらぬ、検挙もするじゃない、隠し契約書をやって、そうして先ほどの調査によると、町から金が出ておるわけですね。領収書は聯合紙器の領収書で、町の会計から金が出ておる。聯合紙器からは出ていない。契約書には聯合紙器が出すような契約ができておる。
○志賀(義)委員 先ほど社会党の委員のほうから、茨城県猿島郡岩井町の吉原町長の選挙に関する違反事件、この取り調べが緩慢過ぎるということですが、そのすぐあとに今度は茨城県鹿島郡鹿島町の町長選挙にからむ選挙違反事件を水戸地検の土浦支部が取り調べておりまして、去る五月二十八日午前十時、永野町長の任意出頭を求めて、これを三時間あまり後に、直ちに土浦拘置所に拘置した事件があります。
○坂本委員 被疑者吉原町長自身についての調べはもちろん強制捜査にはなっていないようですが、六月一日から二日ですか、家宅捜査はやったようでありますが、そういう点はいかがでございますか。