1955-06-25 第22回国会 参議院 予算委員会 第33号
ことに昨年の三月の十三日に結核実態調査協議会から患者の数は二百九十二万、要休養者三十二万、要注意者二百二十九万、合計処置しなければならないものの数字は五百五十二万であると答申されております。昨年二十九年度はこれに対する対策は一つも立てられませんでした。そこで大蔵省におきましても大蔵大臣のお進めになっておる国の予算では、この答申については二十九年度は何の手も打てなかった。
ことに昨年の三月の十三日に結核実態調査協議会から患者の数は二百九十二万、要休養者三十二万、要注意者二百二十九万、合計処置しなければならないものの数字は五百五十二万であると答申されております。昨年二十九年度はこれに対する対策は一つも立てられませんでした。そこで大蔵省におきましても大蔵大臣のお進めになっておる国の予算では、この答申については二十九年度は何の手も打てなかった。
申すまでもなくこれは旧法人の目的内であつた支出の結果が承継されまして、この財産目録及び貸借対照表の上に不当化した形体をもつて残存するものでありますから、もとより二十五年度の合計処置にその責を帰すべきものではないのでありまするが、これをすみやかに回収することによつて、この種資産の存在を解消させることは、きわめて望ましいものと考えられるのであります。