1947-11-22 第1回国会 衆議院 農林委員会 第50号
そうして過去の北海道の山林に對して行われた政治惡、經濟惡を、この機會に一線を畫して、合理的經營に移せるような基礎條件を整備するお考えはないか、お伺いしたいのであります。
そうして過去の北海道の山林に對して行われた政治惡、經濟惡を、この機會に一線を畫して、合理的經營に移せるような基礎條件を整備するお考えはないか、お伺いしたいのであります。
○内村清次君 白書の三十六頁でありまするが、この白書において、運輸當局は、現在國鐵の人員は決して過剰ではない、又勞働協約の面や戰災復興の面においても、輸送確保の面においても、不足するという部分があると、こう言つておらるるのでありまするが、一般にこの鐵道の合理的經營、又獨立採算制へというような問題が起つて參りますると、やはり第一に從事員が過剰ではないか、これを整理せなくちやならないというような、まあ公式論的
そこで鐵道そのものを、獨立採算制を採る根本としては、第一に先ず監督權と企業を別個に考えて行く必要があるんじやなかろうかと思われるのだから、この日本の鐵道全體を先づこの企業體と見て、そうしてそこに國家性を持つ企業體として、合理的經營を考えて行く。これは運輸省内部の一つの企業體である。それから行政面は、これは法制局の關係もありまするが、將來或いは監督と分離しなければならん。
詳細なことは伊能政府委員からお答えせしめまするが、要するに賃金の引上げは、合理的經營の面におきましての、その會社の經營上にやむにやまれざる最小限度の値上げを申請してきたものと私どもは解釋いたしまして、これによつて大體監督官廰である運輸省において許可したものであると解釋いたしております。その點私の知り得る幡圍においてお答えをいたしまするから、御了承願いたいと思います。
しかし國家企業の上から考えまして、また國民の生活の上から考えてみまして、できるだけの努力を費して、積極、消極の兩面を含む合理的經營の上において出されたる赤字は、これは國民の納得のいく説明をいたしまして、納得のいくごとに國民の負擔としていきたいと思うのであります。