1955-09-15 第22回国会 参議院 商工委員会 閉会後第1号
そこで私たちの方でも今実はこういう考えでやっておりますが、今までの合理化投資の中でその関係が継続的に一瞬うまくいっておりますのが合成繊維の関係、これが繊維を作りますものと、あとの糸を引くもの、それから織機や染色の関係も大体今できるだけ計画的にこの合理化資金を流しまして、これは新しい設備でありますから割合うまくいっていると思います。
そこで私たちの方でも今実はこういう考えでやっておりますが、今までの合理化投資の中でその関係が継続的に一瞬うまくいっておりますのが合成繊維の関係、これが繊維を作りますものと、あとの糸を引くもの、それから織機や染色の関係も大体今できるだけ計画的にこの合理化資金を流しまして、これは新しい設備でありますから割合うまくいっていると思います。
これは金詰まり、あるいは利益の縮小、あるいはもともとありました設備過剰の問題というようなものが、総合的にからんで、そういう結果になってきたのでございまするが、一部の必要な更新、あるいは継続的な合理化投資というようなものを除きましては、新規のいわゆる生産能力拡張のための投資は、ほとんど行われなかったというふうなことになっておるわけでございます。
硫安は、一昨年来、コストの低下と、輸出の増進、国内需要の充足というふうな一連の措置を行いますために、所要の法律の制定を見たのでございますが、その一部の合理化投資の残りでございます。
しかしながら、この努力もまだ十分とは申しがたいのでありまして、あるいは資本蓄積を怠り、あるいは合理化投資が過剰投資となって、真に合理化の効果を発揮し得なかったというような事例を今後なくして行くためには、なお新たなる決意と工夫を要するのであります。
しかしながら、この努力もいまだ十分とは申しがたいのでありまして、あるいは資本蓄積を怠り、あるいは合理化投資が過剰投資となって、真に合理化の効果を発揮し得なかったというような事例をなくしていくためには、なお新たなる決意と工夫とを要するのであります。
もう一つの問題は、この現在までの合理化におきましては、まだ依然として合理化の程度で不足している点がございますので、それにつきまして作成されたのが、この第一次鉄鋼合理化投資の実績でございます。
合理化促進政策により、個々の企業の高能率化は或る程度達成されたけれど、反面、厖大な合理化投資、設備投資がインフレの一因となり、資材の高騰、労賃の引上げか伴つて、コストの面にはね返つて来ていることは否定できないでありましよう。
それからコスト引下げのための合理化投資、投資は、大分まあ財政投資その他大分引締められているけれども、コスト引下げのための合理化投資は金融引締とは別に是非やつて欲しいという要望でございました。 それから輸出増進と格安な原料を輸入するために、東南アジアの開発関係と賠償問題を早期的に解決するということをやつてもらいたい。
今回の予算によりますと、開銀を通じて鉄鋼、石炭に百億円の合理化投資を行うようでありますが、この金額では、とうてい数年後に必要なコストの切下げということに間に合わない。この金額をふやすことが必要であります。さらに一方、日本の輸出の振興だけでは経済自立のバランスを維持することが困難であるときは、輸入の削減に努めなければなりません。その輸入を削減するためには、ぜいたく品の輸入の削減では足らない。