2019-05-09 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
材質を選ばないで木材を大量にさばけるのは、直送方式の対象が、合板材料向けだったり、木質バイオマス発電燃料向けだったりするからです。材質を問わないことが、やはり立木の価値を下げてしまっているんです。 三枚目の資料、原木とその用途の図を参考にもしていただきたいんですが、材質は、品質のよいA材であっても、B材やC材であっても、画一的に扱われてしまう。
材質を選ばないで木材を大量にさばけるのは、直送方式の対象が、合板材料向けだったり、木質バイオマス発電燃料向けだったりするからです。材質を問わないことが、やはり立木の価値を下げてしまっているんです。 三枚目の資料、原木とその用途の図を参考にもしていただきたいんですが、材質は、品質のよいA材であっても、B材やC材であっても、画一的に扱われてしまう。
さらに、その中の内訳を見ますと、アメリカからの丸太、それからソ連からの針葉樹丸太、それから合板材料としましての南方材、それらがいままで主流を占めておりまして、一部カナダ等からも材木、これは製材で買っております。ところが、最近の諸外国のそういう情勢を見ますと、原木輸入につきましてだんだんむずかしいという状況になっております。
向こうから、今日合板材料とか日本へどっと入っていますね。そういう形で、日本に直接丸太材の輸入は制限するけれども、向こうを回って今度は低賃金労働者を使った韓国、台湾からどんどんと合板原料は入ってくる、こういう形で、ずっと場所が変わるだけなんですね。 アメリカは、御承知のようにことしの一月からいわゆる丸太の輸出を制限しました。丸太の輸出を制限しますと、どうしても製品として入ってくるわけですね。