1982-08-06 第96回国会 衆議院 商工委員会 第18号
したがいまして、そういう方向で、やはり合成繊維産業全体としての競争力の維持、強化を進めていかなければいけないというふうに存ずるわけでございますが、ただ、一面において、確かに先生が御指摘になるようなそういう問題もあろうかと思います。
したがいまして、そういう方向で、やはり合成繊維産業全体としての競争力の維持、強化を進めていかなければいけないというふうに存ずるわけでございますが、ただ、一面において、確かに先生が御指摘になるようなそういう問題もあろうかと思います。
かねがね垂直的な縦型の統合ということが言われておるわけでございますが、いずれこれが論議されてまいることでございましょうが、繊維産業の実態を見るとき、何といっても素原料をつかさどっておる合成繊維産業が持っておるところの経営力あるいは資本力、技術開発力、さらには商品企画力もありましょうし、情報収集能力もあるわけですから、この最も川上に位置する合繊業界から、最も川下にありますテキスタイル、アパレルまでを思
主たるものは繊維産業でございまして、法律案に掲示されておりますものは合成繊維産業でございますが、短繊維紡績業あるいは羊毛紡績業を含めまして繊維産業全体として構造不況業種というふうに私どもは考えねばならぬだろうというふうに思っております。
現実に過剰設備の圧迫が一番大きくかかっているところが輸出でございまして、いわば赤字輸出をせざるを得ないキャパシティーを保有しておるというところに合成繊維産業の構造的な問題としては一番重点があるわけでございます。
○藤原政府委員 合成繊維産業の現況について、簡単に御説明申し上げます。 合成繊維につきましては、内需の不振あるいは近隣諸国の追い上げ、それからアメリカ合衆国等の輸出攻勢というふうな要因がございまして、久しく低迷状態を続けてまいっております。
相当早い時期に投資をされたわけでございますが、今後も、現状で世界じゅうがある意味で非常な過剰設備を抱えている状態でございますので、合成繊維産業につきまして現状以上に海外投資が行われるということは、まず余り考えられないという状況でございます。
○藤原政府委員 合成繊維産業につきましても、昨年の初めごろから設備について再検討いたしました結果、大体の見通しでは、二〇%から三〇%ぐらい平均で設備過剰ではないかという感じでございます。もちろんそれぞれナイロン、ポリエステル、アクリルと、品種ごとに内容が違うわけでございまして、多少の出たり引っ込んだりするところはあるかと思います。
○藤原政府委員 合成繊維産業につきまして、お答えになるかわかりませんが、若干お答え申し上げますと、合成繊維産業につきましては、石油ショック後の設備投資といいますものは、新規の設備投資というものは実は余りございませんで、合成繊維産業の特徴といたしまして、技術の内部的な革新によりますところの能力アップというものが相当程度ございまして、その分がふえた、こういう実態であろうかと思います。
○政府委員(藤原一郎君) 合成繊維産業に関します減産指導後の問題でございますが、現在一応十二月末までの三カ月ということでスタートをいたしております。
しかもそのまた下流には、さらにそれを加工いたします合成樹脂加工業あるいは合成繊維産業のいろいろな加工段階、あるいは自動車タイヤをはじめといたしますゴムの加工業あるいは合成洗剤につながる原料の加工、その他いろいろなペイント類だとか非常にすそ野が広いわけでございます。 次に、中心になるエチレンの製造会社はただいまのところ十五社ございまして、十七工場ございます。
なるほど仰せのとおり、アメリカの合成繊維産業、あるいは紡績業でもバーリントンなんかは欧州——英国、ドイツ、ベルギー、スイス等に進出しております。けれども、大体進出しておりますのは合繊製造部門でございます。紡績のほうはあまり進出しておりません。バーリントンなんかは紡績業者でございますけれども、進出しておりますのは流通部門、バーリントンの経営しております流通部門。
これによってアメリカの繊維産業、特に合成繊維産業は好況をきわめているということが言えるのです。十一日には数字をもってぐっとこまかく説明いたします。 これは売り上げの推移なんですが、これも同じことなんです。一九六八年においては史上最高の売り上げとなっておるのです。 次は生産指数、この指数も一九六八年十一月には非常な伸び方をしているということがこれでおわかりでございましょう。
合成繊維産業の世界的な勢力分野はここ数年のうらに決せられると思われます。わが国としては、これにおくれをとって悔いを残さぬよう、広い視野に立って、合成繊維工業の発展を見守っていただきたいとお願いする次第でございます。 以上、はなはだ簡単でございますが、化学繊維工業の現状と問題点につきまして申し述べさしていただきました。ありがとうございました。
そういう点から考えまして、今御指摘のございました合成繊維産業につきまして、その国際競争力を確保するということは、非常に重要な問題であるというように考えております。
になるというととも間々ある次第でございますし、そういう意味におきましても、あるいはまた一番むずかしいと思いますのは、いろいろな種類の合成繊維それぞれがどのくらい伸びれば、将来内需並びに輸出に適当であるか、そういう見当をつけることが相当むずかしい問題と思いますが、そういうこともあわせて、競争の問題あるいは将来の妥当な繊維分野の問題、そういうことを十分考慮に入れまして、それぞれの分野に適当な形で、全体の合成繊維産業
人口増加に対応いたしまして、現状のままでは食糧、綿花或いは羊毛等の輸入の増大が予想いたされますので、国内における食糧の増産、或いは合成繊維産業の育成というような方法によりまして綿花、羊毛等の輸入節減を通じて国際収支の改善に努めると共に、国内自給度の向上を図つて参ります。
五、人口増加に対応して、現状のままでは食糧、綿花、羊毛等の輸入の増大が予想されますので、国内における食糧の増産、合成繊維産業の育成による綿花、羊毛等の輸入節減を通じて、国際収支の改善に努めるとともに、国内自給度の向上を期したいと思います。
合成繊維についても二五%という課税をいたしておりますが、国内の合成繊維産業は、ただいま発達の過程にあるわけでありまして、いよいよもつてこれを保護育成しなければなりません。従つて外国品の侵入を、報復的な関税でなくて、合法的にこれを押えるということが当然の措置であり、二五%は低過ぎはしないか。