1999-06-08 第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
現在、世界の市場に出回っている合成化学物質は十万種類とも言われ、毎年、千種類もの新製品が市場に出回っていると言われております。 このような膨大な化学物質の安全性を明らかにするには極めて長い時間がかかり、有害性が判明した物質に対する従来の手法では対応できるものではありません。
現在、世界の市場に出回っている合成化学物質は十万種類とも言われ、毎年、千種類もの新製品が市場に出回っていると言われております。 このような膨大な化学物質の安全性を明らかにするには極めて長い時間がかかり、有害性が判明した物質に対する従来の手法では対応できるものではありません。
そのほかに、京都会議におきましては、ただいま御指摘のございました三つの人工的な合成化学物質、ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六弗化硫黄、この三つのガスが加えられたわけでございます。 まず、ハイドロフルオロカーボンでございますが、これは冷蔵庫やカーエアコンなどの中に冷媒として使われておりまして、これを廃棄いたしますときに回収をいたしませんと大気中に漏れてしまう。
この本は、多様な合成化学物質がホルモン分泌系の繊細な作用をどのように撹乱しているのかを鮮やかに描いたわかりやすい研究報告である。初期の研究から既に合成化学物質とさまざまな現象との関連性が指摘されていた。
これは、これまでにも多少話題にはなっていたのですが、環境中に放出されたDDTやPCB等のいわゆる残留性塩素化合物などに代表される合成化学物質の中に天然ホルモンと類似の作用をするものがありまして、これが野生生物や人の内分泌、いわゆるホルモン系統を撹乱して、そして、野生生物に起こっている生殖異常等の深刻な影響が人間にも及んでいる、こういうようなことを問題提起した本であります。
それは、我が国の人口からも、六〇%近くの食糧資源を輸入しなくてはならないことになりますとますますいろいろなものを食べることになるけれども、そのときに大丈夫という意識は一番何が大事かというと、要するに、殊に農薬のような合成化学物質の汚染というものをなるべく減らす方向というのが大事なのですね。
それらの加工食品は大工場で大量生産され、すべてに合成化学物質が大量に投入されているのであります。食品の腐敗を防ぐ合成保存料、美しく見せるための合成着色料、味をよくするための化学調味料、そのほか合成殺菌料、酸化防止剤、漂白剤、発色剤などの合成添加物が投入されております。
こちらは合成化学物質を使うことが当然とされている。そういうことですね。 品質について安全であるものがJASはつけられない、化学物質づけのものにJASというお墨つきをつける。
また、同じようにカネミ油症の問題、これもやはり普通に使われていた食用油、これの中に合成化学物質が含まれていてこれで被害を受けた。これも長年にわたる裁判での救済が求められてきたということでございます。
私、これは合成化学物質ではございませんから大分違うと思うんですが、非常に規制の進んだ欧米諸国でも原則禁止などという決定をしなきゃならないというのは、これは有用な物質として将来ともかなり使われていくのではないか。
したがって、それだけに対応というのが自然に人間の体の中にできているわけでございますが、いわゆる合成化学物質である食品添加物というものは、そこが問題なんでございます。新しい化学物質を人間の体の中に入れていく、こういうことになれば、突然人間はそれを受けていくわけでございますから、したがってそこに幾つかの障害が出てくる。
日本の国民がたん白源の多くを依存している水産物は、いわゆる高度経済成長の中で、すでに重金属や合成化学物質等により深刻に汚染されております。水俣病のようにその影響が短期間に激しく顕在化した場合もありますが、問題はそればかりではありません。
日本の国民がたん白源の多くを依存している水産物は、いわゆる高度経済成長の中で、すでに重金属や合成化学物質等により深刻に汚染されております。水俣病のようにその影響が短期間に激しく顕在化した場合もありますが、問題はそればかりではありません。
日本の国民が、たん白源の多くを依存している水産物は、いわゆる高度経済成長の中で、すでに重金属や合成化学物質等により、深刻に汚染されております。水俣病のようにその影響が短期間に激しく顕在化した場合もありますが、問題はそればかりではありません。
これは大事な問題でございますけれども、私自身ほとんどこれら合成化学物質についての研究の経験がございませんので、問題の重要さの指摘は、他の先生方の御意見を御一緒に拝聴したいと思います。 さて、ここに飼料と食品にかかわり合いの深い二つの自然の脅威の実例を御紹介したいと思います。 その一つは、ことに飼料との関係においてはサルモネラの問題でございます。
食品衛生添加物の安全性につきましては、合成化学物質が時代とともにはんらんをしている現在におきましてより厳密に評価されるべきだと思うのでありますけれども、現在の段階では動物による実験が最善とされているようでありますし、また動物の管理、毒性の試験法、あるいは生体内変化の追跡などと、技術的にはなお未確立の問題がたくさん残されておるところであります。
○田中寿美子君 いまの届け出制と、計画の届け出制ですね、これは議論していると非常に長くなるけれども、化合物質——合成化学物質とか、有害ないろいろな物質というのが非常にたくさんありまして、もうすでに使われているわけですね。いまから新しく導入するからといって届け出をするような状態になくて、すでにもう使われているわけです。こういうものに対して非常な疑義があちこちで起こっている。
ところがわれわれもきよう、初めて知ったことは、この中性洗剤というものがABS——アルキル・ベンゼン・サルフォネートという特殊な合成化学物質で、このものの人体に及ぼす影響、その中でどうも特に柳沢博士の指摘によっても、大量だから害毒を与えるとかというものじゃなくて、界面活性剤という非常に特殊な物理的な作用力によって、徴量であっても非常におそるべき影響を人体に与える。