1992-05-22 第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
これはいわゆる諸規制、諸慣行の見直しという一連の作業にも密接に関連するものであり、私どもそれに鋭意取り組んでいるところでございますが、これまで実現しましたところとしましては、信託商品の多様化については、ヒットという金銭信託の商品がございますが、それの据置期間の短縮が進められておるとか、それから今度、運用実績に応じた配当を行う実績配当型合同運用金銭信託の販売が予定されておりますこととか、さらについでにその
これはいわゆる諸規制、諸慣行の見直しという一連の作業にも密接に関連するものであり、私どもそれに鋭意取り組んでいるところでございますが、これまで実現しましたところとしましては、信託商品の多様化については、ヒットという金銭信託の商品がございますが、それの据置期間の短縮が進められておるとか、それから今度、運用実績に応じた配当を行う実績配当型合同運用金銭信託の販売が予定されておりますこととか、さらについでにその
なお、預金保険制度が創設されました場合にも、その趣旨や、あるいは確実な上にも確実なものをというお客さまの心理にかんがみまして、私どもの営業いたしております貸付信託や指定合同運用金銭信託もこの保険の制度の対象にすべきものである。導入されました場合こういうことに当然していただきたい、このように考えるわけでございます。
ですから、預金保険ができたようなときには、銀行勘定の預金は、これは預金ですから当然入ると思うのですが、これに合同運用金銭信託なり貸付信託が入るということは、要するに本来の信託業法なり貸付信託という法律のたてまえからしますと、まあたいへん理屈を言って申しわけありませんが、これは実態面じゃないのですけれども、ちょっと預金保険に該当すべき性格のものではないというような感じがするわけでございますね。
しかし少なくとも合同運用金銭信託なり貸付信託はそんなものに入らなくても御心配は要りませんというのが、信託の本来のあるべき姿じゃないでしょうか。それも一緒に入れていただかないと、よその預金保険と競争する上にまずいというような不確定な信託では、私は信託ということばの名にそむいてくるのじゃないだろうかという気がするのですが、その点いかがですか。
○大月政府委員 簡単な点からお答え申し上げますと、今までの合同運用金銭信託と貸付信託は、お話のように同じ時期に同じように符節を合わせて動いております。 それから、この予定配当率が預金の金利と同じでないかというお話でありますが、これは非常に違うわけでございます。預金でありますと、一年定期預金ですと、五分五厘差し上げます、これは契約であります。
それからこの貸付信託は、他面におきまして合同運用の金銭信託の性格を持つておるわけでございまして、その点は一般の合同運用金銭信託にかかります税金、つまり源泉選択をいたしますれば、五〇%の税率、選択をいたしません場合には、一般の記名式の預貯金あるいは普通の金銭信託と同様に課税せられるわけでございます。
それからこの貸付信託は、信託の部面から申しますと、合同運用の金銭信託の一種でございますが、この合同運用金銭信託は、一般におきまして一つの信託会社につきましては一本になつて運用される建前になつております。