1975-03-25 第75回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
そういう意味でこの十年間の延長が、上からの指導、いわゆる国からの指導やあるいは広域圏の合併ムードづくりをすることじゃなく、いわゆる自然発生的な、自発的な住民感情に基づいたところの合併に対して不利益や不合理を排除する、そういう意味での時限いわゆる特例法というふうに、本当にそういう意味で理解をしているわけでありますが、それでよろしいわけですね。
そういう意味でこの十年間の延長が、上からの指導、いわゆる国からの指導やあるいは広域圏の合併ムードづくりをすることじゃなく、いわゆる自然発生的な、自発的な住民感情に基づいたところの合併に対して不利益や不合理を排除する、そういう意味での時限いわゆる特例法というふうに、本当にそういう意味で理解をしているわけでありますが、それでよろしいわけですね。
ですから、今度の延長についても、合併ムードを盛り上げる、指導をする、あるいは合併の奨励をしようという考え方は全然ないと理解しておるわけですけれども、そういうことでよろしいわけですね。
○田中(恒)委員 農協等では、合併——もちろんこれは、やはり協同組合でありますから、系統組織は自主的に進められるというたてまえがとられるわけでありますけれども、県段階なりあるいは地域段階で合併推進についての協議会的な促進機関が設置をされまして、積極的に合併ムードというものをあおっていくわけであります。
○大平国務大臣 私が申し上げたのは、こういう合併がかりに認められるという事態になって、合併ムードが出て、とうとうたる合併になるのじゃないかという御懸念は私ないだろうと思う。というのは、合併にはそれぞれの個々の事情がございます。
特に私は、この機会にお聞きしますけれども、信金界でも合併ムードが起きてくるという場合に、私はかつてこの委員会でもお尋ねしたことがあるわけでありますが、合併をするにあたって悪い内容の金庫が、これを隠すために合併をする、あるいはまたそうでなくても、金融の効率化という旗じるしを掲げて合併をする場合でも、最近信用金庫界の現状から見ますと、やはりそういうときにいろいろな問題が起きがちである。