1954-02-27 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第19号
だからこそ私どもはそれを改正するために努力しなくてはいかぬのであつて、言うことを聞くからそれに合つた制度にせよといろのでは、私はどうもあまり味気ないように思うのであります。従つて教養のことも大いにやるとおつしやるでありましようが、ちよつとやそつとのことでこれはできませんですよ。これだけは私はつきり申し上げておく。制度をかえて警察がよくなるなどとお考えになつたらとんでもないことです。
だからこそ私どもはそれを改正するために努力しなくてはいかぬのであつて、言うことを聞くからそれに合つた制度にせよといろのでは、私はどうもあまり味気ないように思うのであります。従つて教養のことも大いにやるとおつしやるでありましようが、ちよつとやそつとのことでこれはできませんですよ。これだけは私はつきり申し上げておく。制度をかえて警察がよくなるなどとお考えになつたらとんでもないことです。
ほんとうに民族個性に合つた制度を今の憲法が考えたであろうか。それから第三番目は、今の憲法は、その制定当時、はたして日本民族の自主性が完全に発揮されておつたかどうか。民族個性の把握と、その個性に適応するところの制度機構のくふうと、それから自主性をもつてすること、この三つの点は、少くも憲法制度における重要な条件であります。
ところが今後日本政府が自主的に日本の国情に合つた制度にやつて行こうという場合に、この教育委員会を強化する方針で進まれるのか。もしそうだとすれば、特に予算の確保の問題を、文部大臣はいかように解決されようとするか、その点を明らかにしていただきたいのであります。それと教育委員会の問題では、町村に設ける教育委員会制度は、今後どうされるか、一応この三つの点をお伺いいたします。
指図によつていろいろな制度ができておりますけれども、只今ダレス使節団も見えておりまして、この日本の行政機構、制度全般について、その講和を受け入れるという建前からするというと、そういう日本の国情に合わない点、人情にぴつたり来ない点、乃至は財政的に負担に堪えないのであるから行き過ぎであるというような点について、我々もつと自主的によくその欠陷を指摘し、この際こそよく検討して、本当の日本の国情にぴつたりと合つた制度
むしろ今の全体の行政制度から申しますと、調子の合つた制度であるというふうに考えておる次第であります。 それから第二点のお話の簡素化されたというが、一向簡素化されないではないかというお尋ねでございますが、簡素化という言葉は昨日申し上げたかとも存じますが、あるいは表現が不適当であつたかもしれませんが、なお補足をして御説明申し上げたいと思います。
しかし國民が國政に参画します國会制度の点、さらにそれに参加します方法としての選挙の制度、こういう問題につきましては、やはり相当現実的に合つた制度でなければ十分な機能が発揮できない、こう考えます。そういう意味であまりに理想に走つたり観念的であつたり、机上プランであつたりしたのではかえつて逆効果を來す、こう考えます。