2020-04-07 第201回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
作品貸与に対応するには、一点ごとに行われる貸出先との綿密な点検作業に多くの時間と労力が必要とされる上に、重要作品に対する貸出要請が重複しがちな状況において、貸出先の展示環境などの調査に加えて自館におけるコレクション活用等との調整も必要になり、人員が限られる中で各館研究員の負担が増大していることが懸念されると、こういうふうに書いております。
作品貸与に対応するには、一点ごとに行われる貸出先との綿密な点検作業に多くの時間と労力が必要とされる上に、重要作品に対する貸出要請が重複しがちな状況において、貸出先の展示環境などの調査に加えて自館におけるコレクション活用等との調整も必要になり、人員が限られる中で各館研究員の負担が増大していることが懸念されると、こういうふうに書いております。
についてのことを比較的中心に申し上げたところでございますが、視覚に障害を持たれる方あるいは聴覚に障害を持たれる方、それぞれにつきましては、展示の工夫、それぞれの多様な方々のニーズといいますか、状況に応じた形での魅力がきちっと伝わるという形が必要でございますので、それぞれの取組はそれぞれの館でということになるわけでございますけれども、例えば東京国立博物館で様々な取組してございますので、そういった状況を各館
想定しているというのは、これで取り組むことが可能だということでございますけれども、多言語化等の訪日外国人等のインバウンド向けのほかにも、例えば、文化施設内のスロープや障害物用のトイレ等の整備などに加えまして、視覚障害者向けの音声ガイドですとか点字プログラムの制作、こういったバリアフリー化の取組を支援していくこととしておりますので、こういった取組を各館でも進めていただきたいと、このように考えているところでございます
なお、地方の博物館などにおきましても、いろいろ工夫をいたしまして、インターネット回線を利用し、学校に対して館の職員が解説を行う遠隔授業を実施するなどの取組が展開されており、国立科学博物館としても各館の学校連携活動を支援している、そういう状況でございます。
ICOM京都大会では、文化をつなぐミュージアムをテーマに、伝統的な文化を生かしながら豊かな未来を創造する文化的な拠点としての博物館の一層の発展に向けた議論が行われるということでありまして、本大会を契機に、全国各地の博物館で、それぞれ各館の魅力を生かして、インバウンド促進などにつながる新たな価値を生み出す活動が能動的に行われるということをぜひ期待したいというように思います。
さらに、各国の首都におきましても、BIEのメンバー国を管轄する在外公館を通じまして、大使、あるいは各館で万博担当官というものを指名しまして、彼らを中心に、相手国の政府、経済界の関係者等に各国事情に即したきめ細かな働きかけを行ったということも、今回の成功への一助になったというふうに考えてございます。
全国の図書館とのネットワークにつきましては、公共図書館、大学図書館、点字図書館等が参加するネットワークを構築しておりまして、各館が所蔵する点字図書、録音図書の総合目録の作成や、各館が作成したデータの収集や提供などを行っております。
実は、全国の点字図書館、八十館ほどあるんですが、それらが一つの組織をつくっておりまして、その各館が持っているデータというものを一つのサピエという名前で運用しております。 ところが、せっかくそこに入っているデータ、点字の本のデータが十八万冊、録音データが七、八万冊あるんですけれども、これを利用するのには、現時点では一定の制限を加えております。
委員御指摘の美術館や博物館の文化施設をより魅力ある資源として活用するためには、各館では、これまでの金曜日に加えて、昨年九月から土曜日も二十時まで開館時間を延長し、また点字や音声ガイドの四か国語化に取り組んでおります。さらに、企業のイベント等に活用されるユニークベニューの取組も行っております。
また、平素より、在外公館が日本人学校と緊密に連絡をとり合い、各館所属の警備対策官による日本人学校への安全対策に関する助言を行っております。
さらに、各館の企画とか運営、その幅も広がっていくこと、そうしたことも期待できるんじゃないかと、そう思っております。
この評価についてですが、検討協力者会議の報告書によりますと、今後、各館における自己評価や客観性を保つための第三者による評価制度、博物館登録制度との関係等、適切な評価の在り方について検討が必要であるとされております。今後の検討課題でもございますけれども、重要なことは、博物館の目的に沿った質的な評価システムであるべきだと考えております。
その意味で、共通の項目、各館種ごとの項目についても一定のガイドラインなどを策定することが財政削減のための評価のための評価を防止することになると考えますので、どうか御検討のほどをよろしくお願いしたいと思います。 次に、博物館に対する助成制度についてお伺いをさせていただきたいと思います。 博物館法では、助成措置が登録制度とセットとなって行われてまいりました。
○加茂川政府参考人 図書館の設置、廃止、あるいはその具体的な事業の内容というものにつきましては、第一義的にはその設置者、具体には地方公共団体がそれぞれ判断、定めるものでございまして、各館の運営もその地域の実情に応じて行われている、運営されているものと認識をいたしておるわけでございます。
一方、地方においてでございますが、御指摘のように、公民館、図書館、博物館の具体的な事業展開の予算が課題になるわけでございますが、まず、これらの事業展開は、第一義的には各設置者、各館が判断すべき事柄でございます。
ただ同時に、この法律は、維持運営のためにやむを得ない事情のある場合には入館料を徴収できるという規定も定めてございまして、これらを総合して考えますときには、入館料をどう設定するかというのは、各館の事情等を考慮して設置者が適切に定めるべきものだというのが私どもの総合的な理解でございます。
基本的には、在外公館には、各館ごとのそれまでの活動実績を踏まえまして交際費等の資金が定期配賦されているということでございます。
これは、谷崎官総長より各館次席あてに出したものであります。 この文書をもとに、私は昨年十月二十四日、十一月二十一日に当委員会でも取り上げたわけでありますけれども、この中身は、プール金をどう弁済するか、課長補佐以上を対象に説明したときの記録であります。これも秘指定、極秘に次ぐ程度の秘密ということで、秘密指定にする理由はやはりないのではないかと思いますが、いかがですか。
複数の機関の統合によって、事務事業を継続的、安定的に実施する法人と、適切な規模も確保する必要がある、そして各館間における連携が円滑に行われやすくなきゃいかぬ、あるいは法人内において予算、組織等について弾力的な取り扱いが可能となって事務事業の効果的な実施が可能になっていくという基本的な考え方があるわけであります。
それから一方で、国立の各美術館とか博物館がそれぞれ違った場所にあったり、設置目的あるいは歴史的な沿革が非常に違っている、収蔵品も傾向が大変違う、運営方針も違っている、こういう面もございまして、各館ごとに独立行政法人化をした方が今後とも独立性のある発展を図ることができる面があると考えられます。
○政府委員(近藤信司君) 国立美術館・博物館におきまして美術作品を購入する場合、一般的には、これはもう委員御案内のとおりでございますが、まず各館で購入予定作品のリストアップを行うわけでございます。
それから私立の美術館、博物館についてですが、これは各館の、それぞれの経営とかお考えもありまして、一律に実施するというのはなかなか難しいのだろうというふうに思います。
国立の美術館、博物館につきましては各館で無料開放を実施しておりまして、それは先ほど申し上げましたように、一部ちょっと違うところはありますが、一般の方に一定の日に無料開放しております。