1957-05-06 第26回国会 参議院 商工委員会 第27号
この傾向は、ひとり水力発電所だけに限られた現象ではなく、送電、変電、配電の各設備についても全く同様でありまして、大口電力、小口電力あるいは電燈等、各種需用の増加に対応して設備の拡充を行う場合には、必然的にその建設費は割高とならざるを得ないのでございます。
この傾向は、ひとり水力発電所だけに限られた現象ではなく、送電、変電、配電の各設備についても全く同様でありまして、大口電力、小口電力あるいは電燈等、各種需用の増加に対応して設備の拡充を行う場合には、必然的にその建設費は割高とならざるを得ないのでございます。
それから夕刻時が最も各種需用の中で需用がふえまして、八十万キロと了承いたします。それを合計いたしますと昼間の負荷が百五十五万キロ、夜間、夕刻ピーク時の電力が百八十五万キロという結果になります。
これらの各種需用面に対する電力の割当、特に使用制限を順次強化する場合における割当の根本方針について、政府当局の御説明を承りたい。
このような問題がなくとも、電力需給は逼迫を告げているのでありますが、この問題が実現いたしますと、各種需用に対して大きな影響のあることは免れないことと存じます。つきましてはこの問題の経過、他の需用に対する影響及びかような需用を織込んだ後においてもなお且つ先般改訂されました標準料金割当制で需給調整が円滑に行き得る見込であるかどうかについて、公益事業委員会と安本と両方の御説明を願います。