1998-03-11 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
それで、そのためには科学技術振興調整費の活用によって、先ほども申しましたが、各種基礎研究の実施をしていくとか、あるいは産学官の交流あるいは外国との研究交流というのも、そういう研究交流促進法をもっと活用していく必要が、整備をしていく必要があるだろうと思います。
それで、そのためには科学技術振興調整費の活用によって、先ほども申しましたが、各種基礎研究の実施をしていくとか、あるいは産学官の交流あるいは外国との研究交流というのも、そういう研究交流促進法をもっと活用していく必要が、整備をしていく必要があるだろうと思います。
具体的な制度となりますと、当庁におきましては、科学技術振興事業団による、大学や国立試験研究機関あるいは民間企業等を対象にした、公募方式の戦略基礎研究推進事業とか創造科学技術推進事業、あるいは科学技術振興調整費を活用した各種基礎研究推進制度、それから、理研などではフロンティア研究制度、こういったものがなかなかいい成果を上げているのではないかと思っております。
それから、科学技術振興調整費を活用して各種基礎研究を推進しているのと、あとはやはり理化学研究所によってフロンティア研究制度というようなものをやっております。 今後とも、科学技術基本計画を推進していく場合には、社会的、経済的ニーズに応じた研究開発と同時に、基礎研究をバランスよくやっていくということが大事ではないかと、こう思っております。
最後の基礎研究分野でございますが、これについても、もう委員御案内のことでございますけれども、新技術事業団における創造科学の制度、また、振興調整費を使ったいわゆる中核的研究拠点、COE育成の各種基礎研究推進制度、これは、国公立研究機関の拠点を指定して、そこに予算もっけて、欧米に負けない水準のものをやろうということでございます。
ちなみに申しますと、科学技術庁の各種基礎研究推進制度は対前年度伸び率一七・八%、文部省の科学研究費補助金は対前年度伸び率一三・九%、こういうふうな形になっております。今後とも私は、基礎的、創造的研究の充実強化の必要性、重要性に十分配慮して予算編成を行っていかなければならないものだろうと思っております。