1954-12-20 第21回国会 参議院 本会議 第3号
又、不健康業務に従事する一般公務員の恩給加算について、従来暫定措置をたびたび繰返しておるが、この暫定措置と密接な関係のある不健康業務に従事する各種公共企業体の共済組合法案の成立の見通し等の問題について、質疑応答がありましたが、他に特に質問もなく、ついで討論に入りましたところ、討論省略の動議が提出され、この動議が成立いたしましたので、直ちに本法律案についで採決をいたしました。
又、不健康業務に従事する一般公務員の恩給加算について、従来暫定措置をたびたび繰返しておるが、この暫定措置と密接な関係のある不健康業務に従事する各種公共企業体の共済組合法案の成立の見通し等の問題について、質疑応答がありましたが、他に特に質問もなく、ついで討論に入りましたところ、討論省略の動議が提出され、この動議が成立いたしましたので、直ちに本法律案についで採決をいたしました。
その第一点は、「この法案が議員提出法律案の形をとるに至つた理由如何」という問題について提案者に質問がなされましたが、これに対して提案者は、「政府は今日不健康業務に従事する公務員に対して加算を認めない方針を固くとつておるので議員立法の形をとつた次第であつて、附則で一年間延長の暫定措置をとつた理由は、来年三月中に即ち本年四月一日から一年間に、不健康業務に従事する各種公共企業体等共済組合法を考究検討し、その
御承知のように、国家公務員に対しましては、また各種公共企業体の労働者諸君、あるいは民間における労働者諸君の窮状は、今や言語に絶するものがあるのであります。特に吉田内閣の低賃金政策並びに低米価政策は、今や勤労段階を餓死寸前においておるのであります。