2021-04-06 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
実際、今日までも海上保安庁は非軍事の海上警察機関のリーダーとして各国海上保安機関の能力向上を図ってきましたが、さらに、様々なチャンネルでの連携を深めて、今まで以上に力ではなく法の支配による平和と安全維持のために各国との連携の中心となっていかなくてはならないと思いますが、長官のお考えをお聞かせください。
実際、今日までも海上保安庁は非軍事の海上警察機関のリーダーとして各国海上保安機関の能力向上を図ってきましたが、さらに、様々なチャンネルでの連携を深めて、今まで以上に力ではなく法の支配による平和と安全維持のために各国との連携の中心となっていかなくてはならないと思いますが、長官のお考えをお聞かせください。
委員から御指摘のありましたとおり、海上保安庁では、長年にわたり各国海上保安機関との連携協力を進めるとともに、職員の派遣や長官級での会合などを通じてネットワークを構築してきており、特に東南アジアにおきましては、我が国と同じように軍とは独立した法執行機関としての海上保安機関の設立が相次いでいる状況となっております。
さらに、昨年十月には、法とルールの支配の重要性について共通認識を確立し、アジアにおいて海上保安協力のネットワークを構築するため、アジア各国海上保安機関の初級幹部に対する国際法や事例研究などの高度な教育を行う修士レベルの海上保安政策課程を設立いたしました。 今後とも、これらの人材育成支援などを通じて、アジア地域の海上保安分野の国際協力を積極的に推進してまいりたいと考えております。 以上です。
こうした観点から、アジア諸国の海上保安機関の職員に対する研修実施による人材育成への協力、各国海上保安機関との共同訓練の実施など、長年取り組んできた海上保安分野での人的交流を更に促進し、アジア諸国との協力関係を強化してまいります。
これは、アジア各国海上保安機関の初級幹部に対する国際法や事例研究などの高度な教育により、共通認識を構築し、アジアにおいて海上保安協力のネットワークを形成しようとするものであります。 今後とも、海上保安機関の人材育成支援を通じて、アジア地域の海上保安分野の国際協力を積極的に推進してまいります。(拍手) ─────────────
当該研修は、アジア各国との連携協力の一環として、各国海上保安機関の合意のもと、能力向上を目的として、平成二十三年度より公益財団法人海上保安協会に協力して実施をされております。各国から高い評価を得ていると聞いております。
こうした観点から、アジア諸国の海上保安機関の職員に対する研修実施等による人材育成への協力、各国海上保安機関との共同訓練の実施など、長年取り組んできた海上保安分野での人的交流をさらに促進し、引き続き、アジア諸国との協力関係を強化してまいります。 日韓、日中関係についてお尋ねがありました。 韓国は、基本的価値と戦略的利益を共有する、最も重要な隣国であります。
アジアの海をより開かれ、安定したものとするためには、自衛隊による海洋安全保障協力に加えまして、議員の御指摘のようなアジア諸国の海上保安機関の職員に対する研修実施等による人材育成への協力、そして各国海上保安機関との共同訓練の実施、こうしたことによって、言わば海の安全そして安定を守っていく執行機関の人々がお互いに認識を共有し、そして交流関係を深めていくことによって対話のチャンネルがそれぞれのレベルで確保
アジア海上保安初級幹部研修は、アジア各国との連携協力の一環としまして、各国海上保安機関の合意の下、能力向上を目的としまして、平成二十三年度より公益財団法人海上保安協会に協力して実施しております。三年間で四か国十八名の修了者を輩出しており、各国から高い評価を得ております。
各国海上保安機関の能力向上に貢献して、海上保安庁との連携協力関係を構築することは極めて有効であるという認識をしております。 今後、各国海上保安機関の更なる能力向上を目指し、より専門的で、より高度な知識を習得していただき、各国間の緊密な連携を確保するための人材育成を始めとすることが重要であるという認識の上で、支援策の充実に取り組みたいと思います。
我が国は、この考えに基づきまして、東南アジア諸国の海賊対策能力の強化を支援するために、海上保安機関の取り締まり能力向上のための無償資金協力や、各国海上保安機関の人材育成のための技術協力を行ってきております。
そういう意味で、今委員のおっしゃった共同訓練ですか、これは実を言いますと、二〇〇〇年のときに、これは海賊対策の国際会議というものを東京で開かせていただいたわけでございますが、そのときに、アジア海賊対策チャレンジ二〇〇〇というものを採択をいたしまして、その際に、巡視船等のアジア各国への派遣による公海上の哨戒、寄港国による各国海上保安機関との連携訓練及び意見交換、哨戒中における日本関係船舶との海賊対策訓練