2008-10-15 第170回国会 参議院 予算委員会 第4号
事実、しゃべられたときに、白川総裁の話を聞いておりましたら、各国中央銀行総裁が初めてざあっとメモを取り始めたというから、自分の経験したことのない話を日本銀行総裁が語ったというのは、それはノートを取るに値する話をして、基本的には、他国はそれに倣ったとは言いませんが、少なくとも資本注入を決断する、これは株価の底を打たせるためには非常に大きな効果があったと思っております。
事実、しゃべられたときに、白川総裁の話を聞いておりましたら、各国中央銀行総裁が初めてざあっとメモを取り始めたというから、自分の経験したことのない話を日本銀行総裁が語ったというのは、それはノートを取るに値する話をして、基本的には、他国はそれに倣ったとは言いませんが、少なくとも資本注入を決断する、これは株価の底を打たせるためには非常に大きな効果があったと思っております。
各国中央銀行総裁、副総裁クラスと意見交換をする機会を持ちました。 私はかつてアメリカ大使館に三年勤務したことがありますけれども、英語という意味でいろいろ御疑念がおありのようですけれども、この両副総裁のようにネーティブスピーカーのような英語はできませんけれども、十分に意思の疎通はできるというふうに思っております。
今般の国際金融市場の動揺に際しましても、この夏場のことでございますが、海外中央銀行との間では、私と各国中央銀行総裁という直接のルートも含め様々なレベルで連絡を取り合いまして、十分な意思の疎通を行ってきております。欧州とアメリカと日本はかなり時差がありまして、同時に話し合うと、この難しさはありますが、しかし同時に話し合ってこの問題を解決してきております。
それが望ましいということは各国の立場から見ましてもそうであって、米国の金融政策が途中でおかしなことにならないようにという点は各国中央銀行総裁からもいろんな意見が出ていたということでございます。
○参考人(福井俊彦君) つい先日の国際決済銀行におきます各国中央銀行総裁会議でもその点が大変な議論になりました。 これだけ国際商品市況が上がり、ある意味でインフレの先兵が走り始めているにもかかわらず、どこの国を取っても最終価格に上昇の気配がない。今までにない経験をしつつございます。
○福井参考人 先週末、国際決済銀行の一連の国際会議に出席してまいりましたけれども、そのとき、各国中央銀行総裁がそれぞれの国の経済を見る目、世界経済を見る目、かなり一致した点がございまして、やはり株価が各国とも急速に上昇している、それはいいことだ、株式市場の活況を大事に実体経済に引き寄せながら経済もよくしたい。
これは、先週、私ちょうど各国中央銀行総裁方が香港に集まりまして、お話を聞いていたんですが、皆さんそういうことは感じておられる。 ただ、これがいつまで続くのか、急速にアメリカが戻すのかどうかということ。
ですから、今度二十九日にワシントンで行われるG7の蔵相あるいは各国中央銀行総裁の会議でも、この点は相当腹を据えて、言うべきことは言う必要があるのではないですか。御決意のほどを承りたいと思います。