1947-07-12 第1回国会 衆議院 司法委員会 第3号
各党より先ほどから御意見がありましたように、この法案が早急に立案された関係から、まだこの管轄区域に関するものが、多少不十分のところがあるように思われるわけであります。将来この法が実施されまするときに、そういうことは自然に気づかれることと思うわけでありますが、この法案が非常に公布を急ぐ関係上、ここに私たちが慎重審議をする時間をもつていないことを残念に思います。
各党より先ほどから御意見がありましたように、この法案が早急に立案された関係から、まだこの管轄区域に関するものが、多少不十分のところがあるように思われるわけであります。将来この法が実施されまするときに、そういうことは自然に気づかれることと思うわけでありますが、この法案が非常に公布を急ぐ関係上、ここに私たちが慎重審議をする時間をもつていないことを残念に思います。
先般、本議場において、國会最初の自由討議なるものが行われまして、各党の有力なる諸君より、政府に対して活発なる質問を展開されたことは、すこぶる有意義であつたと思いますが、自由討議なるものの本質に鑑みまして、先般の議場では、もつぱら政府に対する質問にのみ終始して、從來の議場における質疑応答の型を一歩も出なかつたことを、いささか物足りなく感じたものであります。
なお、本日のこのまばらな議席、この空席を見る場合、各党ともに、全部とは言えませんが、ほとんど大幹部と目される者が席をはずしておる。この事実は、議院運営の方策に欠点がありとするならば、議会の責任であるよりも、議院運営の根幹をなすところの政党の幹部諸公の責任にありと、私は指摘しておきたい。
——ただいまの議長の御発言に対し、各党を代表して一言いたします。自由討議は、われわれ議員としての良心に從い、われわれの有する意見を率直に開陳し、議員諸君の批判を請わんとするものであります。討議の際は、すべて議長の整理に從い、しかして自由討議の運営については、各党の議院運営委員において、それぞれ責任を負い、もつてその目的を達成したいと考えるのであります。
なおでき得べくんば、討論者を指名する各党の指名者は、その討論者の所属の党名をひとつはつきりと言つていただきたいということをちよつと希望します。
これを活かすためには、たとえば質問の相手を、各党の選挙中の公約についての関心を國民がもつているから、社会党のだれだれあるいは民主党のだれだれさんにお尋ねするというようにして、質問の相手方を政府に限らないで、だれにでもできるということが一つ。
○淺沼委員長 これは過日協議会において大体案件を決定してあるのでありまして、この規定は院議に諮らなければならぬそうでありますから、自然発案者を決定しなければならぬと思いますが、発案者は委員長ほか各党一名ということにして、院議に諮ることに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
たとえて申しますと、各党派にある程度の持時間を與えて、各党派で何人かに多くの時間を與えて少くやるとか、あるいは時間内においていつぱいやるとか、こういうような方法で、いま少し言い盡させる方法を、昨日の例に鑑みて採用すべきではないか、かように考えるのであります。
こちらの方といたしましては、そういうやり方もありますし、各党から予め要求大臣の名前を議事部まで明日あたりまでに申出ていただきまして、それを集めたものを全部通達いたしますか、どちらかにお決め願いたいと思うのであります。
かような各党申合せに基くような制限時間というものは厳守せられるべきであると同時に、発言を終らなかつたということで速記録に載せることを要求せられることは、非常に弊害を伴いはしないかということを心配しておるのでございます。
○木下盛雄君 この引揚同胞問題は全く政策的の問題でなくして、超党派的な民族的な要望なんですから、各党派から二名なら二名づつ出して構成するというような形にやつたらどうでしようか。全く性質を異にしておりますから、皆もう党派たるものは悉くそれに力を注ぐという建前から、二名なら二名ぐらいづつ各党から出す……。
○石田(一)委員 ただいま十三名というお話でありましたが、これは各党派の所属議員の数によつて、おそらく、社会、民主、自由、社会、民主、自由社会、民主、自由とした後を、國民協同党、第一議員倶樂部、日本農民党、共産党、各一名ずつに予定された、ただいまの御意見と承りますが、私たち國民協同党は現在三十二名を擁しております。
やはりこれが各党を代表してのもので、少数党の意見といえども尊重しなければならないという問題については、大政党の襟度を示して、少数意見の発表の機会も許さなければならぬと思うのであります。しかし自由討議の場合においては、かような原則は接分比例にしてもらいたいと思うのでありまして、何回か自由討議が重ねられていくうちには、ある場合には農民党も共産党も発言のない自由討議の日がある。
○石田(一)委員 発言指名者が各党にあるわけですが、この発言指名者は議場においてわが党の発言者はたれそれ君を指名するということを発言するのですか。それを議長がまた指名するという形式をとるのですか。その討議の日のことを……。
けれども、議会を尊重して、各党派に御理解を得て――この法案は、ほんとうに審議すれば一週間もかかるでしよう。けれども、こういうことであるからというので、内情を吐露して話した上で、一日のうちに、かかる大法案を突破した事実があるではないか。民主主義を高調される現内閣は、この挙に出ず、突如として七・一禁令を出されるごときことは、はなはだ非立憲と批評されても、御弁解の辞はないと思うのであります。
現下の危機は、このように異なれる政策をもつた各党が、祖國再建の熱意に燃えて、一團となつて安定勢力を築き上げなければ、切り抜け得られないほど深刻をきわめておるということができるのであります。事態が深刻であればあるほど、われわれは、われわれの所信を強く前面に押し出し、政府の施策の根幹たらしめたいと思うのであります。
その結果、以上互選をいたしましたような互選の方法でよいのではないかというようなことが、各党関係者のお集まりを得まして大体御了承を得ていたのでございます。
○早川委員 ちよつとあとからでおかしいのですが、理事の選任に僕らの党も一人ぐらい各党で入れた方が運営しやすいのぢやないかと思います。うつかり聞いておりましたのですが、選考の大体の事情をもう一度お聴かせ願いたい。
○早川委員 大体予算委員会でも理事といいますと、これは各党の代表の連絡係という意味で、委員会の運営上必要という意味で、大体各党から代表して理事というようになつているように私は記憶しているのですが、そういう点はいかがなものでありましようか。たしまして、以上の六名の選任の方法でよいのではないかということを、その当時非公式な形で大体話合いをいたしておつたのでございます。
自由討議の本質から、あらかじめ発言者はこれを通告する必要はなく、各党の発言指名者が議場で指名する者に、議長が発言を許すことにいたしてあります。 次に、第十二章及び第十三章の議員の請暇及び辞職についての規定は、從來と大差はないのであります。
自由討議の本質から、あらかじめ発言者はこれを通告する必要はなく、各党においてあらかじめ定めた発言指名者が、議場で指名する者について、議長が発言を許すことといたしましたことは、從來にその例を見なかつたことであります。 次に第十二章及び第十三章の議員の請暇及び辞職についての規定は、從來とほとんど大差はございません。
結局小委員会を設けるというような形式にするか、あるいは各派交渉会を残すにしても、それは單なる事務の打合せ程度のものにして、各派交渉会の中に、各党派に按分した代表者を出して、議決権までもたせて、それによつて表決して事を決するというような各派交渉会になりますと、議院運営委員会とまつたく性格がダブつてくると思いますが、その点いかがですか。