1950-04-27 第7回国会 衆議院 法務委員会 第35号
〔書記朗読〕 本請願の要旨は、栃木県小山町を中心とする下都賀郡東部三町九箇村は、人口二十一万一千余を有するが、昭和二十三年中における犯罪発生状況は、司法、経済事犯数三千百六十八件に上つた。これら事件の処理のためには簡易裁判所並びに検察庁と緊密な連絡を要するが、それらはこの拡大な地域を包含する下都賀郡には栃木市にあるばかりで、郡下の住民は時間的、経済的に多大の損失をこうむつている。
〔書記朗読〕 本請願の要旨は、栃木県小山町を中心とする下都賀郡東部三町九箇村は、人口二十一万一千余を有するが、昭和二十三年中における犯罪発生状況は、司法、経済事犯数三千百六十八件に上つた。これら事件の処理のためには簡易裁判所並びに検察庁と緊密な連絡を要するが、それらはこの拡大な地域を包含する下都賀郡には栃木市にあるばかりで、郡下の住民は時間的、経済的に多大の損失をこうむつている。
○櫻井調査員 本請願の要旨は、栃木縣小山町を中心とする下都賀郡東部三町九箇村は人口二十一万一千余を有するが、昭和二十三年中における犯罪発生状況は司法経済事犯数三千百六十八件に上り、これら事件処理のためばかりで、郡下の住民は時間的、経済的に多大の損失をこうむつている。ついては小山町に簡單裁判所並びに檢察廳を設置されたいというのである。