2000-11-14 第150回国会 参議院 法務委員会 第6号
○福島瑞穂君 家裁の調査官などから、あるいは全司法、組合の側から、今の少年法改正について現場から反対の意見が出てくることをどうお考えでしょうか。
○福島瑞穂君 家裁の調査官などから、あるいは全司法、組合の側から、今の少年法改正について現場から反対の意見が出てくることをどうお考えでしょうか。
しかもこの中に、「私は、全司法組合員の絶対多数は思想的偏向もなく、中立の立場をとっている立派な裁判所職員であると確信している。」こういうことばもありまして、特に裁判所職員は政治的中立性を他から疑われるようなことがあってはならぬということを強調しておるものであります。十二号が、これはクリスマスのお祈りのことで、飯守所長はカソリックの信者ですからそういうことを書いたと思います。
ところが、最高裁の方は、全司法組合というものをまるっきり毛ぎらいしちゃっているらしい。それで職員のこういう労働条件と申しますか、そういうものについては、熱意を欠くうらみがないではない。どうか一つ、今後この住宅建設問題等については、詳細なデータをあなたの方で調べるひまはおそらく忙しくてないでしょう。そういうときにこそ、この職員の団体というものが、あなたの方に貴重な質料を提供するでありましょう。
そういう立場からいいまして、名前がどうであろうが、全司法組合との間において当然こういう問題については話し合いをすべきなんです。意見が不一致のままで、しかも同意書という形で押し切って、しかも基準法の精神に違反するということはいけない。幾ら大切なことであってもいけない、こう私は思うのです。次長いかがですか。
○横田最高裁判所説明員 これは、結局その論文だけを突如とごらんになっても、はっきりいたさぬ面があるかと思いますが、処分説明書の中にいろいろ書いてございますように、その前に全司法組合からのいろいろな指令がございまして、それに基きましていろいろな動きがありまして、その上で全司法新聞というものにああいう記事が出ておるわけでございまして、そういう事実を背景にあの新聞の価値判断をしなければならないわけでございます