1990-11-15 第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
現在、国民の司法参加という点では、委員も御承知のように、既に民事、家事の分野におきましては調停委員、司法委員等の制度もございます。
現在、国民の司法参加という点では、委員も御承知のように、既に民事、家事の分野におきましては調停委員、司法委員等の制度もございます。
○西村最高裁判所長官代理者 調停委員、司法委員等につきましては、あくまでも善意の奉仕、無報酬で奉仕していただくという原則に立って候補者制度というものができ上がっておるわけでございますので、報酬としては支払い得ないんだというふうに考えております。
といいますのは、弁護士会が協力しますれば、たとえば即日和解の問題でもある程度制度的に検討をして、調停委員、司法委員等がありますように、そうした協力もできるのではなかろうか、こういうふうに、ただこれまでのやり方だけを墨守して、型にはまっただけの頭じゃなしに、国民のために、民主化のためにという見地から考えていきますなれば、いろいろ独創的な、民衆に真に満足を与えられるような制度が考えられると思うのであります
○岩野最高裁判所長官代理者 司法委員等は三十六年度で六百円であったのを、半額であったのを、これをおくればせながら次年度で千円に引き上げるという努力をいたしたわけであります。その結果は、年度が変わりますが、いろいろな司法委員関係のほうは七百円、それから鑑定人が百円上げて七百円、証人が千円以内ということに是正しましたので、その当時是正するのが少しおくれたということでございます。