1998-04-23 第142回国会 参議院 法務委員会 第14号
確かに事案に合わせて、事件の動向に合わせて増員という努力を一生懸命していらっしゃるのだと思いますけれども、司法修習生を幾らふやしても、合格者をふやし司法修習卒業生をふやしても、定員が何人と決まっているわけですね。
確かに事案に合わせて、事件の動向に合わせて増員という努力を一生懸命していらっしゃるのだと思いますけれども、司法修習生を幾らふやしても、合格者をふやし司法修習卒業生をふやしても、定員が何人と決まっているわけですね。
もちろん裁判所としては、数ある司法修習卒業生の中からすぐれた裁判官になる人を望まれるのはわからないわけではないんだけれども、少なくとも卒業ができた人、つまり法曹資格は完全に取得した人でありますから、これは人によっては、裁判官向きとか、検事向きとか、弁護士向きとか、中には学者向きというように、それぞれの傾向の差はあるでしょうが、客観的にそれが評価されて、はたしてそのとおりのものであるか、また主観的に、