1954-12-04 第20回国会 衆議院 予算委員会 第3号
それで政府といたしましては、先刻も申し上げましたごとく十五号台風等災害連絡本部と申しますか、名が少し違うかも知れませんが、それを設けまして、各省の責任者を集めまして査定及び調整均衡をはかつて参つたのでございます。その結果ただいま申し上げましたごとく、とりあえず各方面に金がいりますから、予備費から支出いたしまして、先刻申し上げました額だけきようまで支出いたしております。
それで政府といたしましては、先刻も申し上げましたごとく十五号台風等災害連絡本部と申しますか、名が少し違うかも知れませんが、それを設けまして、各省の責任者を集めまして査定及び調整均衡をはかつて参つたのでございます。その結果ただいま申し上げましたごとく、とりあえず各方面に金がいりますから、予備費から支出いたしまして、先刻申し上げました額だけきようまで支出いたしております。
○国務大臣(加藤鐐五郎君) 今回の十五号台風等災害連絡本部長に私が指名されまして、いろいろ皆さんに御厄介になることがあろうかと思います。只今委員長より、いろいろ農林及び大蔵両省の意見が相当食い違つておるというお話を承わりましたのでありますが、これに対しまして、私は本部におきましてできるだけ調整をとつてどこかに帰一いたしたいと、こう思つておる次第であります。
尤も政府としての方針は、十五号台風等災害連絡本部長たる加藤国務大臣の災害地よりの帰京を待つて各省の意見を調整して決定せられることでありますので、今日は事前において当面の責任者でありまする加藤国務大臣に対して直接当委員会の意のあるところを申上げ、併せて加藤国務大臣の御意見をも伺い、その善処を求めるため重ねて本問題を議題といたした次第であります。
本年八月の第五号台風以降、第十五号台風まで、台風の連続発生を見まして、政府はそれぞれ各省において善処をいたして参つたのでありまするが、十五号台風、並びに深刻なる冷害災害の報告や、調査が進むにつれまして、被害がかなり甚大であることがわかりましたので、各方面の要望もあり、政府といたしましては、その対策の連絡調整機関といたしまして、今回十五号台風等、災害連絡本部の設置をきめたことは御承知の通りであります、
○加藤国務大臣 ただいま今度の災害連絡本部に対しまして、昨年の対策本部より組織が脆弱であるのではないか、もし脆弱であるならば、この災害を軽く見ておることの結果になりはしないかというような御心配の御質問であつたように考えますが、決して軽く見ておるわけではないのでありまして、今回は対策本部と言わずして、これが御承知のごとく十五号台風等災害連絡本部となつておるのでありますが、これは復旧対策を中心として関係各省
○加藤国務大臣 私はこの本部長に命ぜられましたのですが、この本部は十五号台風等災害連絡本部とあるのでありまして、これが中心であることは申すまでもないのでありますが、従来のいろいろの被害についても、これに加うることにいたしましたことも、これを軽視しておらぬ証拠であるのでございます。
よつて政府は、もとより対策本部等を設ける設けないにかかわらず、関係各省等は、これらの災害等に対しましてあらゆる対策を講じて行くべきは当然ではございますが、併しいろいろのことを総合的に連絡協議等を行うことも必要と認めまして、十月四日の閣議で十五号台風等災害連絡本部を設置しました次第でございます。
さらに最近政府におかれましては、先週の金曜日の閣議におきまして災害対策本部を設置して、これらの災害に対して善処するというような態度を表明されたようでありますが、これをしさいに検討いたしますと、その名称におきましても、十五号台風等災害連絡本部を設置して加藤国務大臣を部長にあて、そのほか十五名の各省の官房長あるいは局長をこの部員にあてるというふうに承知しておるわけでありますが、昨年の場合におきましては、