2015-06-16 第189回国会 衆議院 法務委員会 第24号
あるいは、取り調べ官が被疑者の右目付近を拳で殴り、ボールペンで頭をたたき、おまえの家族を殺してもいいか、こんな取り調べをしても、退職金が支払われる停職どまり。これで、この制度が、本当に取り調べの適正化に十分な制度上の担保になっていると自信を持ってお考えですか。答弁ください。
あるいは、取り調べ官が被疑者の右目付近を拳で殴り、ボールペンで頭をたたき、おまえの家族を殺してもいいか、こんな取り調べをしても、退職金が支払われる停職どまり。これで、この制度が、本当に取り調べの適正化に十分な制度上の担保になっていると自信を持ってお考えですか。答弁ください。
○沖田政府参考人 この件につきましては、取り調べ官は、被疑者の右目付近等を手拳で殴打するなどしたという身体接触、被疑者の頭部をボールペンでたたくなどした有形力の行使、おまえの家族を殺しに行っていいか等と言ったという言動、それから、あくびばかりするやつに人権なんかあるのか等と言った、そういった行為でございます。
私が現在担当しております事件で、神奈川県警小田原警察署の警察官が被疑者逮捕後警察署内で被疑者に対し顔面を殴打したり、右目付近を足げにした事実があります。この事実は裁判所の判決によって認定されております。これは平成九年五月二十二日に発生した事件です。いまだに密室の中でこのようなことが行われていることに注目する必要があります。