1948-07-02 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第28号 政府の原案によりますれば、旅客、貨物ともに同率の二十五割の値上げをせんとするのでありまして、その理由としては、旅客、貨物とも現行運賃は戰前に比して同じく約二十二倍になつておるにすぎないから、今回は右率に値上げをすることとしたと言つておるのでありますが、右のごとき主張は、單に数字のみに基礎を置いたはなはだしき暴論であつて、旅客、貨物ともに一挙に二十五割の値上げは、直接に國民生活に非常なる重圧を加えることとなるのみならず 前田郁