1994-06-03 第129回国会 参議院 外務委員会 第2号
このような国際社会よりの呼びかけにもかかわらず、北朝鮮がIAEAとの合意に達しないまま、五メガワットの実験炉の燃料棒の取り出し作業を続行した結果、過去における右実験炉の燃料棒の軍事不転用を確認することが不可能となったことは極めて遺憾であります。 我が国としては、こうした事態を深く憂慮しており、今後の対応について、米国、韓国、中国を初めとする関係国と緊密に連携しつつ検討していく考えであります。
このような国際社会よりの呼びかけにもかかわらず、北朝鮮がIAEAとの合意に達しないまま、五メガワットの実験炉の燃料棒の取り出し作業を続行した結果、過去における右実験炉の燃料棒の軍事不転用を確認することが不可能となったことは極めて遺憾であります。 我が国としては、こうした事態を深く憂慮しており、今後の対応について、米国、韓国、中国を初めとする関係国と緊密に連携しつつ検討していく考えであります。
今回の改正は、右実験的実施、すなわち登記簿と電磁記録による登記ファイルとの並行処理を電磁記録のみによる本格的実施に移そうとするものでありますが、国民に新たな負担を押しつけるという批判に何らこたえず、強引にやろうとしていることは容認できません。
従いまして、日本政府といたしましては、九月の十七日に当時の岸外務大臣代理からマッカーサー大使に対して、右実験の中止を要請する旨を伝えられまして、これに対して昨年の十月七日に、アメリカ側としては遺憾ながら本実験をやめる意図はないという通報に接しておる次第でございます。従いましてこのアメリカの実験に対する日本の政府の措置というものは昨年すでにとられておるわけでございます。