1950-03-24 第7回国会 参議院 決算委員会 第3号
(三) 検査番号第四六号(内閣所管)は、予算に積算のない、内閣所管価格調整費から石炭増産報奨金を支出したことは、予算の使用当を得ないものであるとの指摘を受けたものであるが、当局では、二十二年度において石炭増産報奨金につき繰越予算額では不足を生じたので商工省において予算の増額方につき大蔵省と折衝の結果、大蔵省から右不足額は、これを価格調整費の予算から支出するよう指示があつたため、この措置を採つたものであり
(三) 検査番号第四六号(内閣所管)は、予算に積算のない、内閣所管価格調整費から石炭増産報奨金を支出したことは、予算の使用当を得ないものであるとの指摘を受けたものであるが、当局では、二十二年度において石炭増産報奨金につき繰越予算額では不足を生じたので商工省において予算の増額方につき大蔵省と折衝の結果、大蔵省から右不足額は、これを価格調整費の予算から支出するよう指示があつたため、この措置を採つたものであり
これは昭和二十一年十月の閣議決定に基きまして基準量以上の出炭をしたものに対して、報奨金を交付することが決定になりまして、二十一年度においては商工省所管の石炭増産対策費から三千二百万円を支出いたしまして、三千万円は二十年度に繰越しになりましたのですが、昭和二十二年度におきまして右繰越し予算額では不足を生ずるに至りましたので、商工省では予算の増額を大蔵省と折衝いたしました結果、大蔵省から右不足額は内閣所管