2019-11-27 第200回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
言うまでもなく、昨年、西日本豪雨、そして今年の東日本台風、観測史上最大の豪雨が去年と今年だけで二百二十六か所も起きてしまっております。 元々、日本は地形的にも災害、特に洪水の多い地域でございます。平野部の七割は洪水でできております。洪水は自然現象です。
言うまでもなく、昨年、西日本豪雨、そして今年の東日本台風、観測史上最大の豪雨が去年と今年だけで二百二十六か所も起きてしまっております。 元々、日本は地形的にも災害、特に洪水の多い地域でございます。平野部の七割は洪水でできております。洪水は自然現象です。
過去に問題になったこの問題での議事録を見ますと、昭和四十一年当時気象庁の長官が「飛行機は、大体台風観測といたしましては七機ないし八機必要としている」、一機もないのですが、このときに「七機ないし八機必要としている」と答弁されて、航空機による観測の必要性を指摘されているわけであります。
飛行機観測は、先生御指摘のように以前は台風観測に使われておりました。特に、データが少ない海の上に台風がある場合に行われておりました。しかし、現在では気象衛星の観測データから台風の中心位置、気圧、風の強さなどを求める技術が既に開発され実用化されております。
昭和二十四年からでございますが、我が国の台風の予報業務にデータが使われてまいりました米軍の航空機による台風観測、これが米軍当局の通告によりまして、ことしの九月いっぱいで打ち切られるということになりました。ところが、これに対して気象庁の方では六月十七日に声明を出しまして、台風予報業務に特段の支障はない、こういうふうに見えを切っておられるわけです。
ただいま先生から御指摘いただきました昨年十月の台風委員会でございますが、その報告によりますと、米軍がやっております台風観測につきまして謝辞を呈する、今後の観測の継続についても希望する、そういう記録はございます。しかしながら、これは委員会の決議事項とかあるいは勧告、そういった性格のものではないというふうに理解しております。
なお、米軍の飛行機観測の中止の件についてでございますけれども、米軍の航空機による台風観測は、台風が洋上にありましてはかのデータが少ないときに、台風の中心位置、中心気圧あるいは最大風速等を求めるのに使われてきたことでございます。 しかしながら、近年になりまして、気象衛星の観測データからこれらの情報を抽出する技術が開発され、既に実用化されてきている次第でございます。
そうすると、日本政府として、昨今、シーレーン防衛などのことを非常に問題にしておる時期ですね、この地域での台風観測などは軍事的にも重要だと政府として考えているんじゃないか。
○説明員(菊池幸雄君) 今先生御指摘のように、米軍航空機による台風観測は、データが少ない洋上にある場合に台風の中心とか中心気圧とか最大風速などを求める場合の手段として使われてきたわけでございます。
○説明員(菊池幸雄君) 先ほどお答えいたしましたように、米軍の航空機による台風観測が打ち切られたといたしましても、台風に関します防災情報を作成する上では支障がないように対処できると、そういうように考えておりますので、気象庁といたしましても台風観測用の航空機をもって台風観測を行うということは考えておりませんし、また防衛庁にそのようなことを依頼するということも考えておりません。
富士山頂の台風観測しているレーダーも僕はよく知っています。調べたこともあります。行ったこともある。そうすると、逆転層しか残らない、見えないというのは。 しかも、片っ方で八千メートルの高さにあるスクランブル機B、これがちゃんと三百二十八キロまで映っている。片っ方一万メートルの高さにあるKAL、これが三百四キロまでしか映ってない。
しかし、本来この気象庁のお仕事というのは非常に重要でして、事人命に関する問題が多いわけですから、そういう点で、もう時間がありませんので申し上げてみますと、いまもお話がありましたけれども、離島での台風観測は三時間ごととなっているわけですね。東京では一時間ごとにやられておるわけでして、その点、非常に地方に対する軽視があるんではないかという点が第一点です。
的確な台風観測とその情報は、災害の防止と予防に重大な役割りを占めておりますが、今次の沖永良部における気象庁の台風情報は、速度、位置ともに大きな誤差があったと指摘されているのであります。台風はまだ来ないとの住民の先入感は覆され、突如として暴風圏にさらされることとなり、戸惑い動揺する中で飛び交う屋根、ガラスの破片等で負傷したケースがきわめて多かったのであります。
むしろ台風観測に日本がB52を依頼したこともあるわけですね。だから、遠方に台風がある場合に、それを突破できないなんというB52じゃないんです。グアム島に台風が襲った場合に、グアム島の飛行場に野ざらしにしてあるB52の避難という問題、それで私は申し上げたわけです。
第二は、室戸岬測候所についてでありますけれども、やはりここにはレーダーがございまして、台風観測の最前線基地として目ざましい活躍をしているのであります。しかし、先ほども報告にありましたように、送画装置がなくて、NHKが持ち込む送画装置を横目で見ているというような、言いかえるならばみじめな形にあるわけでありますけれども、これについてはどのような整備計画を持っておられるのか。
しかし、私は、やっぱりそれは気象庁本庁でやる仕事も大事ですけれども、もう少しこういう地方の気象観測あるいは台風観測等々の整備を、機械の面においても、設備の面においても、人員の面においても、これは充実する必要がある。でないと、さっき私は二、三、台風のことばかり申し上げましたけれども、思わないずれ方をする、迷走するであろうという予報さえできない、こういうことになるのじゃありませんかね。
また、硫黄島及び南鳥島における通信施設用地、ロラン局は、わが国の台風観測及び気象観測のためにも重要な役割りを持つものであります。したがって、一切の業務を譲り受け、米軍の撤退を要求すべきであると思いますが、外務大臣にこの見解を求めるのであります。 硫黄島の米空・海軍の撤退の引き継ぎは防衛庁と聞いています。
鳥島は火山爆発のために昭和四十年十一月観測所員を引き揚げましたが、同島における気象観測資料は、同じく台風や梅雨前線等の動向把握のために非常に重要でありますので、昭和四十一年度から夏の台風観測に重点を置いて、用船及び凌風丸による船上観測を鳥島付近で実施しております。
聞くところによりますと、台風観測の場合にジェット機はちょっと使えない。わが自衛隊が現在持っておりますようなC46程度では、これは普通定期的なコースを飛ぶ分にはかまいませんけれども、現実に台風観測をやるとなりますと、非常に脆弱である。
○政府委員(島田豊君) CXの要求性能といたしましては、かなりの強度は考えておりますけれども、こういう台風観測用の機能を兼ねさせるという意味では実は考えておらないわけでございます。
それから、遠洋気象業務の整備でございますが、これも海上保安庁におきまして建造いたします大型巡視船に気象観測器を整備いたしまして、台風観測等を行なうことにいたしております。 次に、五ページに行きまして、日本国有鉄道でございます。これは百四十億の予算を計上いたしております。
○国務大臣(藤枝泉介君) 御指摘のように、米空軍による台風観測は、いわば何と申しますか、日本としては借りものみたいなものでございまして、いま御指摘のようなことも将来考えられると思います。
また、技術的にも危険が伴うのでございまして、おわかりのように台風の中は非常に乱流と申しますか、空気の乱れが強いものでございますので、そこに突入するということになりますと危険が伴いますので、各国におきまして――各国と申しましても、現在台風観測をやっておるところはアメリカだけでございます。アメリカでは軍隊以外にはこの台風観測は行なってないというような、現状はそういう現状になっております。
したがいまして、来年の台風期には私のほうの船の「凌風丸」が台風観測に活躍するであろうというように期待しております。それからもう一つ、マリアナの海難に関係いたしまして、先ほども申しましたように、海上保安庁の二千トン級の巡視船に気象レーダーを積み込んで、これを南方の台風の監視に当てるという話になりまして、すでにその船を目下建造中でございます。
なお、定点の問題でございますが、定点の問題につきましては、先生御指摘のように、今年度は昨年のマリアナの海難に関係いたしまして、海上保安庁の大型巡視船に気象レーダーを積みまして、そしてそれを南方海域で台風観測に充てるということになっております。なお、来年も、そういうようにもう一隻巡視船に積んで南方洋上の台風観測をやりたいというように考えております。
○説明員(柴田淑次君) 台風に対しての台風観測の施設の不備という点でございますが、ただいま申しましたように、幸い二十六号につきましては、ほぼまあ満足な状態でございましたけれども、今後の台風のコースによりましては、今度の二十六号のとおりにいくものでは決してございません。あちらこちらへ台風が参りますと、やはりその観測のネットの不備というものが考えられるわけでございます。