2021-06-03 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
その際も、台湾情勢や米軍再編が話題になっています。 今年二月四日には、米オースティン国防長官は、国防省は、米軍の配備、資源、戦略、任務に関する世界的な戦力態勢の見直しを実施すると発表しました。この戦力態勢の見直しでは、米国と日本が地域の安全保障のために果たす役割と任務を決定するための全体的な枠組みが示されると予想されています。
その際も、台湾情勢や米軍再編が話題になっています。 今年二月四日には、米オースティン国防長官は、国防省は、米軍の配備、資源、戦略、任務に関する世界的な戦力態勢の見直しを実施すると発表しました。この戦力態勢の見直しでは、米国と日本が地域の安全保障のために果たす役割と任務を決定するための全体的な枠組みが示されると予想されています。
台湾情勢については、中国が最近、台湾周辺の海域において、海空域において軍事活動を活発化させていること、さらに、近年、中国が軍事力の強化を急速に進める中で、中台の軍事バランスが全体として中国側に大きな、有利な方向に変化をし、その差が年々拡大する傾向にあるというようなことを概略としてお話をしたところでございます。
2プラス2でも台湾情勢をめぐる議論に時間が大きく割かれました。中国は昨年から空軍機を台湾の防空識別圏に繰り返し侵入させ、停戦ラインの中台中間線を越えさせています。 茂木大臣にお尋ねします。 米政府・軍内では台湾有事が現実味を帯びて語られ、中国軍創設百年に当たる二〇二七年までに確実に台湾侵攻があり得るという見方も出ています。台湾有事の可能性について、日本政府はどのように認識していますか。
それは、例えばアメリカ変数だったり、経済変数だったり、国内変数だったり、アジア情勢変数だったり、台湾情勢変数だったりするわけですが、九つ目の変数ということで、この論文の中でこういうふうに言っているんです。第九が中国の将来シナリオ変数だと。
一方、東シナ海の方は、中国による台湾総統選挙に対する威嚇的なミサイル発射というのが九六年にございましたが、この台湾情勢というものは、直接日本の安全保障にかかわるかどうか、大変微妙なところでありますが、いずれにしろ、非常に深刻な関心を我々としては持たざるを得ない問題である。何らかの対応が我々に求められる事態である、もしワーストケースが起こった場合ですね。
台湾情勢についてお伺いいたします。
平成八年五月十六日でございますけれども、中国・台湾情勢に関する決議として、当時台湾で総統選挙が行われたときに非常に軍事的にも緊迫した情勢になったということから、その情勢についての十分な調査を行った上で、各党まさに全会一致で採択をした決議であります。 この決議の中における基本的な考え方というものは二つあります。一つは民主主義であります。そして二つ目が平和主義であります。
本小委員会は二月二十九日に設置され、当面、中国・台湾情勢について調査を進め、去る五月十六日に外務委員会に報告書及び提言を提出いたしました。それに基づき、外務委員会で決議が行われたことは御承知のとおりであります。その後、本日は朝鮮半島情勢について小委員会を開きました。 いずれもこうした小委員会の活動を通じまして、外交と世論とのよき仲介者としての役割を一定程度担い得たものと考えております。
○委員長(木庭健太郎君) この際、便宜私から、ただいまの小委員会の提言及び報告を踏まえまして、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新緑風会、二院クラブ及び参議院フォーラムの各派共同提案による中国・台湾情勢に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。
まず、三月十二日の第一回小委員会において、アジア・太平洋に関する小委員会は、時局に即した形で外交と国民世論との間のよき仲介者としての役割を担うべきことを確認し、その第一弾として、当面、三月二十三日の台湾総統選挙を控えてにわかに緊張が高まった中国・台湾情勢に焦点を当て、短期集中的に調査、検討することといたしました。
アジア・太平洋に関する小委員長から、アジア・太平洋に関する件のうち、中国・台湾情勢についての報告書が提出されております。 この際、武見小委員長から中国・台湾情勢について報告を聴取いたします。武見小委員長。
本小委員会は、世界の成長センターと言われるアジア近隣諸国との友好関係の発展がますます重要であることにかんがみ、アジア太平洋地域における我が国外交のあり方について長期的かつ幅広い視野から調査検討するため平成八年二月二十九日に設置され、当面、中国・台湾情勢を調査テーマとし、参考人からの意見聴取、政府当局からの説明聴取等によって鋭意調査を進めてまいりました。
最後に、中国・台湾情勢についてお尋ねをいたします。 現在、この問題については、本院の外務委員会に設置されたアジア・太平洋に関する小委員会で短期集中的に取り組んでおります。一時期の台湾海峡波高しの緊張状態がようやく鎮静化しつつありますが、アジア太平洋地域の平和と安定のためには、台湾海峡波静か、これこそ不可欠の要素であることは論をまたないところであります。
矢田部 理君 政府委員 防衛庁防衛局長 秋山 昌廣君 外務省アジア局 長 加藤 良三君 外務省北米局長 折田 正樹君 事務局側 常任委員会専門 員 大島 弘輔君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○アジア・太平洋に関する件 (中国・台湾情勢
矢田部 理君 事務局側 常任委員会専門 員 大島 弘輔君 参考人 東京大学教授 若林 正丈君 アジア経済研究 所地域研究部研 究員 佐藤 幸人君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○アジア・太平洋に関する件 (中国・台湾情勢
本日は、最近の中国・台湾情勢について、東京大学教授若林正丈君及びアジア経済研究所地域研究部研究員佐藤幸人君に御出席いただき、御意見を聴取いたしたいと存じます。 この際、参考人の方々に小委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 皆様には、御多忙のところ当小委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。
○北側委員 それでは、一点だけちょっと台湾情勢についてお聞きをしたいと思っているんですが、先般、台湾において総統選挙が実施されました。極めて民主的に行われたというふうに聞いておるわけでございますが、総理もよく御承知のように、この台湾という国は、八九年に政党結成が自由化されたわけですね。
そして、中国の国内情勢が中台関係に大きく影を落とすということをほかの先生方からたびたびこの問題を取り上げられますと指摘されまして、特に現在決定的な求心力を持たない中国政権が今までの長い歴史を振り返りましても中国というのは外憂をつくってそれによって国内の求心力を高めるという手法をとってきた、今回もそれに台湾情勢が利用されるということは十分考えられるという御指摘がありましたが、そのことに関していかがかという
常任委員会専門 員 大島 弘輔君 参考人 ハーバード大学 エズラ・F・ 教授 ヴォーゲル君 東洋学園大学助 教授 朱 建栄君 東京大学助教授 田中 明彦君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○アジア・太平洋に関する件 (中国・台湾情勢
本日は、最近の中国・台湾情勢について、ハーバード大学教授エズラ・F・ヴォーゲル君、東洋学園大学助教授朱建栄君及び東京大学助教授田中明彦君に御出席いただき、御意見を聴取いたしたいと存じます。 この際、参考人の方々に小委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 皆様には御多忙のところ、当小委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。
これは江沢民自身が軍歴を持っていないわけですから軍内部に支配的な基盤がないというふうなことがよく言われますけれども、今の台湾情勢との絡みでこのような軍の編成や大量な中堅幹部の抜てきなどの制度上における動き、先ほど申された、特に軍に対しても党に対する忠誠を誓うという見解が最近強調されるようになってきているという問題があります。
武田邦太郎君 事務局側 常任委員会専門 員 大島 弘輔君 参考人 杏林大学教授 平松 茂雄君 慶應義塾大学教 授 小島 朋之君 筑波大学助教授 井尻 秀憲君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○アジア・太平洋に関する件 (中国・台湾情勢
本日は、最近の中国・台湾情勢について、杏林大学教授平松茂雄君、慶應義塾大学教授小島朋之君、筑波大学助教授井尻秀憲君に御出席いただき、御意見を聴取いたしたいと存じます。 この際、参考人の方々に小委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 皆様には、御多忙のところ当小委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。
○萱野茂君 中国・台湾情勢についてお伺いしたいと思います。 初めに、緊迫しております中台問題について質問します。 報道によりますと、この三月五日、中国の全国人民代表大会において李鵬首相は台湾の関係については平和統一に一貫して力を尽くしているが武力行使の放棄を約束しないと述べ、そして八日から人民解放軍は台湾海域でミサイル発射訓練を実施し、台湾の総統選挙への干渉を強めているとしています。
実際の台湾情勢その他昔とは変わったと、確かにそうだと思いますよ。しかし、私は論理を言っているわけだ、論理としては、そういうふうにきちっと。日本の外交というものは、全方位と言ったってやっぱり相手によって友好の度合いも違うし、等距離でもなければ、八方美人の相手を見ての全く等質的なものだというわけでもない。そこにおのずから優先順位があるというのが外交の基本的姿勢ではないか、こう思うんですがね。
それから一九六九年共同声明におけるいわゆる台湾条項、つまり台湾はわが国の安全上重大な地域であるという、この表現の問題でありますが、確かに、その後、台湾情勢は非常な緩和の状態になってきておる、そういうふうに見ておるのでありますが、しかし、台湾がわが国の安全にとって重大であるということは依然として変わりはない、こういうふうに考えますので、当時の状況下において書かれましたあの共同声明、これは当時の状況下を
いつまでもこだわらないで――台湾情勢の重大な変化を見て、それは総理からお考えになれば、蒋介石の身の上も気の毒でしょう。けれども、そういう人情の問題と国際の問題とは違うのであります。人情の問題はまた人情の問題として別に解決すべき策があると思います。私はこの際一大転換をされるよう要求したいと思います。 どうもしかし何ぼ申し上げましても、総理大臣は聞いていただけないので非常に残念なのです。