2000-03-23 第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第6号
つまり、台湾の民主化あるいは台湾の台湾人意識、台湾内部における台湾人意識のいわば定着、そして民主化を逆戻りさせない、それから同時に台湾の国際社会における地位の向上、そういったものを確立していくという、そういう非常に大きな、大局的な李登輝路線といいますか考え方があったんだろうと思います。
つまり、台湾の民主化あるいは台湾の台湾人意識、台湾内部における台湾人意識のいわば定着、そして民主化を逆戻りさせない、それから同時に台湾の国際社会における地位の向上、そういったものを確立していくという、そういう非常に大きな、大局的な李登輝路線といいますか考え方があったんだろうと思います。
ですから、ある意味でそういう独立という言葉を使いますとまた話が若干違ってきますが、むしろやっぱり台湾人意識のある種のコンセンサスといいますか、そういうものがこの李登輝体制の中でかなり定着してきた、つまり土着化という、そういう方向に向かってきたということですね。台湾人の国家としてのアイデンティティー、それもかなり育ってきたと。