1982-02-24 第96回国会 衆議院 建設委員会 第3号
○荻野説明員 御指摘のとおり、廊下、居室等の壁仕上げ、下地等に可燃材が多く使用されていたという報告をいただいております。
○荻野説明員 御指摘のとおり、廊下、居室等の壁仕上げ、下地等に可燃材が多く使用されていたという報告をいただいております。
いままでは広い部屋が危ないと言われていたのはなぜかといいますと、それは天井面が可燃材でありますと、一たん火がつけば、そこによどんでいた可燃ガスが一気に燃え出すから、いわゆるフラッシュオーバーが非常に早く来るのでありまして、下で立ち上がった炎を受けて天井面が燃え出す時間というのは、可燃材料ですと約三分、準不燃材ぐらいになりますとそれが六、七分というふうに延びますので、その三分の違いは大したことはないとおっしゃいますけれども
それから、こういうふうな豪華な部屋で一部に可燃材を使っておったとするとその前に並べるというふうに、かなり徹底した、ここは大事だというところにつけておりまして、そのかわり高層ビル、百十階のワールドトレードセンターあるいは例のシャーマン氏が指導したと言われます百三十五階の百貨店のシアーズタワー、これは実際は百貨店じゃありませんで事務所でございますが、そういうところでも一般的にはつけていなかったのですね。
それで、現在、現行の二百平方メートルの区画というものを四百平方メートルの区画に広げていくという場合におきましては、やはり内装材としましては、少なくとも準不燃材料以上のものの内装制限ということは考えていかざるを得ないというふうに思っているわけでありますけれども、そうした建築材料の関係で、準不燃材料あるいは不燃材料がないというような場合には、やはりその区画をさらに狭くして、そして難燃材あるいは可燃材を使
むしろそのほかに従来から使っている、こういう可燃材をたくさん使うということに問題があるし、それから書類なんかも場所によったらうんとお持ちでございましょう、そういうものの格納の方法が悪いとか、そういうことのほうがむしろ重要であると。
それ以来私どもの立場から考えれば、むしろ可燃材を内装材に使うよりは難燃材、準不燃材を内装材に使うほうが延焼を防ぐ意味においてもいいと考えるわけでありますが、そういうような伝えられ方をしておるために、最近では難燃材、準不燃材に対する一般のお客さんの不安というものが、非常に大きくなっております。
そのほかに、普通の可燃材としまして普通合板とかそういったものがずっとあがっている。こういうふうなかっこうになっております。