さらに、一般廃棄物に関連をいたしまして、可燃性ごみの中には、一般家庭から塩化ビニール、プラスチックのたぐいがまざって出されるという事情が最近あるのですけれども、塩化ビニールとかプラスチックを分別してどうこうするとか、また混合して焼いてしまうとか、いろいろなやり方があるそうです。後でも労働災害に関連してお尋ねしたいのですが、こういうやり方は各自治体まちまちのようですね。
しかしながら、率直に申し上げまして、実はそれらの投資なり施設能力を整備することによりまして、ごみ処理につきましては可燃性ごみの九〇%焼却、屎尿処理につきましては下水道によって処理されるもの以外のくみ取り分につきましてほぼ一〇〇%の施設処理という処理率を想定いたしたわけでございますが、実際の処理率は、その想定した一〇〇%なり九〇%の処理率にまで到達しないという状況になっておるわけでございます。