2011-02-10 第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
ホームドア及び可動式ホームさくの設置について何点かお聞きしたいんですが、一月十六日の目白駅で視覚障害者の転落死亡事故がありました。それを受けて、大畠大臣も調査を指示されて、昨日、検討会も議論し始めたと伺っております。
ホームドア及び可動式ホームさくの設置について何点かお聞きしたいんですが、一月十六日の目白駅で視覚障害者の転落死亡事故がありました。それを受けて、大畠大臣も調査を指示されて、昨日、検討会も議論し始めたと伺っております。
したがいまして、国土交通省としては、従来から安全の面で、またバリアフリーの面で、ホームドアですとか可動式ホームさくの設置等の推進に努めてまいりました。一義的にはそうした施設は安全のため、バリアフリー化のためということでありまして、自殺防止という観点からは副次的なものになるかもしれませんが、その抑止にも大いに期待できるものだと考えますので、推進をしてまいりたいというふうに考えております。
ホームドア、可動式ホームさく、この賛否というのは、それぞれの議員があると思います。ただ、対策の見える化、ちゃんと目に見えてわかる対策の推進、目に見える推進、これに対する決意、大臣はどうお持ちですか。
その見える化として私が提案をしたいのは、駅のホームドア、そして可動式ホームさくの設置推進なんです。 今、私の手元にあるのが交通新聞、三月三日の日付のものなんですが、JR東日本が山手線恵比寿駅そして目黒駅でホームドアの設置工事を今進めているんです。
○前原国務大臣 今委員御指摘のように、いわゆるバリアフリー法の基本方針では、平成二十二年までに原則としてすべての鉄道駅及び軌道停留場についてホームドア、可動式ホームさく、点状ブロックということで書かれているわけでございますけれども、点状ブロックは九九%達成で、ホームドアと可動式ホームさくについては、先ほど鉄道局長がお答えしましたように、一〇・九%にとどまっているということでございます。
○大口分科員 バリアフリー法の基本方針である、ホームドア、可動式ホームさく、点状ブロックその他の視覚障害者の転落を防止するための設備の整備の進捗状況、これはどうなっておりますか。
○本田政府参考人 現在のバリアフリー法に基づく目標でございますが、一日当たりの平均的な利用者数が五千人以上の鉄軌道駅にホームドア、可動式ホームさく、あるいは点状ブロックといった設備を設けることにしておりますが、点状ブロックを含めた施設整備の状況は、平成二十一年三月末でございますが、合計二千八百十六駅のうち二千七百七十七駅、九九%でございます。
路線の新設時に設置されるものを中心にいたしまして、現時点では、ホームドアは十二路線百十五駅、可動式ホームさくは二十一路線百八十三駅に設置されているところでございます。
それからもう一点、この法案の関連でお伺いをいたしますが、これも既に議論になっていたのかもしれませんが、ホームドアあるいは可動式ホームさくの義務づけに関してであります。 私も新幹線を利用いたしております。
現在で日本に九千五百ぐらいの駅があるんですけれども、可動式ホームさくとかホームドアが設置されている駅は二百七十ぐらいかと思われます。これはたった三%弱という本当にお寒い状況です、私が思うに。可動式ホームさくが設置されている駅では転落事故は起きていませんので、ぜひ可動式ホームさくの設置促進をお願いしたいと思います。
○上薗参考人 いろいろな事故の種類というのがあると思うんですけれども、転落事故に関しては、私は、可動式ホームさく、ホームドアということ。 道でいいますと、これは車との事故なのか、いろいろなところがありますけれども、今は繁華街とか視覚障害者施設の多いところに音響信号機があるんですが、私たちが難しい交差点というのがあるんですよね。
○上薗参考人 可動式ホームさく、ホームドアに関しましては、皆様のお手元に資料があると思うんですけれども、最近では、福岡の七隈線であるとか去年開業しましたつくばエクスプレスだとかが参考になると思います。
現在のところ、路線の新設時に設置されたものを中心といたしまして、ホームドアは十二路線百十五駅、可動式ホームさくは二十一路線の百八十三駅に設置されているところでございます。 しかしながら、駅にホームドア等を設置する場合には、既存の駅につきましてはいろいろ問題もございますし、また新設の駅についてもやや問題がございます。
○政府参考人(梅田春実君) 可動式ホームさくあるいはホームドアでございます。 これにつきましては、まず可動式のホームさくでございますけれども、路線や駅の新設時に設けられたものが十二路線、百九駅、既設の駅に後から設置されたものが十路線、七十四駅でございます。 それから、ホームドアはすべて路線の新設時に設けられたものでございまして、十二路線、百十五駅の設置でございます。
改めてお伺いしたいと思いますけれども、先ほど、二〇〇四年度、転落事故と、それからホーム上での事故等の件数教えていただきましたけれども、駅のホーム転落事故の発生の、この五年間でどれぐらい起こっているか、また駅のホームドア、可動式ホームさくの設置状況について御説明いただけるでしょうか。
移動円滑化基準においても、プラットホームにホームドア、可動式ホームさく、点字ブロックその他の視覚障害者の転落防止をするための設備を設けることとなっています。 しかし、その設置がなされた路線は二〇〇三年の三月現在で、ホームドアが十路線、それから可動式ホームさくが十二路線、固定式ホームさくが十六路線と聞いております。
そこで、ホームのさくをつくっていくかどうかということについて、平成十六年三月現在、三百四十三駅にホームドア、可動式ホームさく、固定式ホームさくのいずれかが設置されている。この設置の促進に関する検討会というものを鉄道局に設置されたそうでありますが、昨年の十二月、その検討結果が取りまとめられたということですけれども、その検討状況、今後どうしていくか、お聞かせ願いたいと思います。
これを踏まえまして、同年二月に、ホームドアや可動式ホームさくが設置されている場合を除きまして、列車速度が高く、運転本数の多い駅を対象といたしまして、非常停止ボタン等の設置、ホーム下の退避スペースの整備等につきまして、全国の鉄道事業者に対しまして通達を出したところでございます。
そこで、新交通システムとかモノレールの駅では既にホームさくなどが設置されておりますし、営団地下鉄の南北線、京都の東西線などはホームドアが設置されていますし、東急の目黒線、都営三田線でも可動式ホームさくは設置されていますが、全国の鉄道駅約一万ほど、九千五百十八で、新幹線を除いてホームさくなどが設置されている駅というのは、現在どれぐらいあるんですか。
既存の駅で大規模な工事が必要ということもよく言われるんですが、三田線は、既存駅への設置で、二十四駅すべてに可動式ホームさくを設置しているわけですね。工事費は約六十億円だ。だから、やる気になればやれるということが本当に示されていると思うんですね。
○白取政府参考人 十四年二月末現在でございますけれども、在来線におきましては、ホームドアが設置されておる駅が九路線で百七駅、可動式ホームさくが五路線で六十五駅でございます。それから、いわゆる固定式ホームさく、常に開口部はそのままというのが七路線で六十二駅設置されております。
ただ、これらは落ちた後の話でございますので、先生おっしゃるように、ホームから旅客の転落そのもの、これをどうするかということにつきましては、ホームドアあるいは可動式ホームさく、さらには固定式ホームさく、こういうもので物理的に転落を防止するということが有効であろうかと考えております。
これは、当然のことながら健常者にもそれなりに安全性の確保ということで非常に効果があるというふうに考えておりますが、ただ、具体的にはこの交通バリア法では、直接的に施設の新設、大改良を行う場合には、事業者がエレベーターまたは傾斜路等で段差を解消するとともに、ホームドアとか可動式ホームさく、さらには点状ブロックその他の視覚障害者等の転落を防止するための設備を設けることが義務づけられておりますけれども、既存
お尋ねのホームドアや可動式ホームさく、これは当然落ちること自体を防止するわけでございますから身障者の方も含めて非常に効果があるわけでございますが、現在既に、例えばワンマン運転とか無人運転の新交通システムでは一部導入されているところがございます。
○政府参考人(安富正文君) このホームドアシステムの研究開発でございますが、これはバリアフリー関係のいろんな施策を進めていくという観点から、ホームさくあるいは固定式ホームさく、可動式ホームさく、こういうものについてどういう技術的な課題があるかということを我々としても把握する必要があるということで進めてまいったものでございます。
○政府参考人(安富正文君) 既設駅に設置する場合には、一つは可能性の高い可動式ホームさくという、三田線でとられた可動式ホームさくの事例がございますが、これにホームさく本体の設置とあわせて地上側でのいわゆる精度よく列車のホームとそれからホームさくのホームがぴたっと合うような、そういう機械を含めて地上側及び車両側両方にそういう設備が必要になってまいります。
しかも、昨年十一月から施行された交通バリアフリー法では、やはりその基準の中に、プラットホームにはホームドア、可動式ホームさくなどの設備を設けるということがあるわけですよね。
転落や接触での事故を防ぐにはホームドア、可動式ホームさくが有効なことは言うまでもありません。新交通システムやモノレールの駅では既に設置されていて、その効果は非常に明白です。また、それ以外にも、例えば東京の営団の南北線、京都の東西線、ここではホームドアがつけられています。それからまた、東急の目黒線あるいは都の三田線では可動式ホームさく、これがつくられているわけですね。
○政府参考人(安富正文君) 先生、今御指摘ございましたように、ホームドアとか可動式ホームさく、転落を防止するという意味では非常に有効な手段だと我々も思っています。
私は、すべてとは申し上げませんが、今回の事故を教訓にいたしまして、平均乗客数の実態やホームの立地条件、形状等を十分考慮に入れながら、非常ボタンの設置、そしてその周知徹底法、転落検知マットの設置、ホーム下の退避スペース、さらに乗客用の監視モニター、ホームドアあるいは可動式ホームさくなどの安全対策を順次とる必要があるんだろう、このように考えるものでございます。
今先生御指摘の、ホームドアあるいは可動式ホームさくといったものにつきましても、現在、十一社十二路線で採用された例があります。しかし、これを一律に強制的にすることが、そのホームの旅客の流れでありますとか、幅と申しますか広さ、そうした特殊な事情で、必ずしも適切ではない部分もあるというふうに私どもは考えております。
可動式ホームさくやホームドアは、新交通システムや地下鉄の一部で採用された例がありますが、扉の開閉に一定の時間を要するため、通勤客の多い混雑した路線には不適切であるとの課題があります。 いずれにしましても、今後、これらの転落防止策につきましては、駅の構造、路線の利用状況等を個別に勘案して検討していくべき課題だと認識をいたしております。
いずれにしましても、固定さくあるいは可動式ホームさくあるいはホームドアにつきまして、幾つかのいろいろな解決すべき課題がございますので、いわゆる新設の駅について一律に義務づけというのはなかなか難しいというふうに我々は考えております。