1952-12-11 第15回国会 衆議院 経済安定委員会 第7号
「只見川開発計画樹立並びに工事実施に必要な調査資料並びに只見川の実態に精通した技術陣容を有しておる」、この点を具体的に御説明願いたい。
「只見川開発計画樹立並びに工事実施に必要な調査資料並びに只見川の実態に精通した技術陣容を有しておる」、この点を具体的に御説明願いたい。
次に、只見川開発計画と食糧増産の関係でありますが、農林大臣にさんざお待たせ申し上げまして恐縮でございますが、これから農林大臣にお答え願う段階であります。
たとえば最近問題になりました只見川開発計画、あるいは琵琶湖を中心とする開発計画でありますとか、こういうものは特定地域総合開発計画としての範疇におそらく入るようになるだろうと思います。この法案では第十條の第一項にありますように、そういう特に建設、整備を必要とするような地域について、内閣総理大臣が国土総合開発審議会の諮問を経て指定をするようになつております。
さらに二十一日、参考人として最初に陳述いたしましたのは、日発総裁大西英一氏であり、電源開発計画並びに只見川開発計画につき意見を聴取いたしました。その大要につき申しますと、只見川開発日発案の根本方針は、同川のエネルギーを日本の電力事情にいかに役立たせるかにあり、渇水期の電力不足を補うことを目的としている。
今私が申上げました湯ノ谷、小出というこの線が、この全体の只見川開発計画のうちで最もうま味のある、まあ肉にした見ればロース、魚にして見れば刺身といつたような一番いいところだと思つておるのであります。從いましてこれだけを発電いたしますとすれば、無論経済的にも技術的にも十分役立ち得ると思うのであります。例えば今それを申上げますと、湯ノ谷発電所だけで年間の発生電力量が十三億何がしか出ます。