1987-07-29 第109回国会 衆議院 建設委員会 第1号
私が県会議員になってから開発した只見川電源開発というのがありますが、これの大体八〇%が東京に来ております。今、私の県の浜通り地域に電源開発をやっております。原子力発電所が二つ完全に完成しました。火力発電所も四つばかり完成しているのですが、原子力発電所がもう一つと、火力発電所ができます。そうしますと、二千万キロワットという膨大な発電ができます。それを全部東京へよこすのではどうにもなりません。
私が県会議員になってから開発した只見川電源開発というのがありますが、これの大体八〇%が東京に来ております。今、私の県の浜通り地域に電源開発をやっております。原子力発電所が二つ完全に完成しました。火力発電所も四つばかり完成しているのですが、原子力発電所がもう一つと、火力発電所ができます。そうしますと、二千万キロワットという膨大な発電ができます。それを全部東京へよこすのではどうにもなりません。
私は、新潟県と県境をともにする福島県ですから只見川の水資源という問題は随分議論もしておりますが、これは十日町かどこかあの辺の山奥にダムをつくって、そして水をためて持っていくという話じゃなかったかと今記憶を呼び戻しているのですが、まず、水はその地域の生命線ですから、その水がその地域の人の了解を得られない限りはできないというのは前提条件です。
大臣、今新潟県と福島県が県会同士で提携をしましてこういう野望を粉砕しようじゃないかということができているのでございますから、ひとつよく事情を御調査の上、いわば信濃川、只見川、この水域から水を持ってくることには絶対反対だということになっておりまするので、ひとつその点も御配慮賜りたいと思います。 さてそこで、最後です。一言です。ここに「JAPICの野望」という本がございます。
今ほどの論議を傍らで聞いておりまして、しみじみと私も同様の苦労を背負っておる者として感じ入ったことでありますが、大臣御存じのごとく、福島県の二区、会津は、例の只見川電源開発地帯でございます。三十年ほど前からの例の電源開発、一連の行為を通じまして、あの只見川の階段式のダムが完成したことでもありました。
つまり、一部新聞にも出ていますが、福島県の只見川の電源開発に伴う水没される木材の払い下げ、この権利を取得するために江商との取引を始めて、興国人絹パルプに納入するということで江商と取引をした。
天竜川そしてまた私の住もうております只見川等の、あの階段式のダムが示しまするとおり、これは水力発電の時代でもあったでありましょう。これによってこそいわゆる高度成長経済はなし遂げられたわけでありますが、しかし反面、反省しますならば、これは乱開発を全国にいたしたことは否定できません。また、経済至上主義でございまするから、心の面、これがまた置き去りにされているわけであります。
私の申し上げることは、戦後いわゆる電源開発に地域を挙げて協力をしました例の只見川水系の電源地帯の住民の総意であります。どうぞひとつそのお気持ちでお聞き取りを願いたいと存じます。
只見川の上田ダムにおきましては年間十四万立方メートル、田子倉ダムにおきましては同じく十四万立方メートル、本名ダムが少し少なくて、これは岩山だからですが十万立方メートル、奥只見のごときは実に六十万立方メートル、これは実は予想以上の急テンポに埋まっていくわけであります。これは、国有林と私有林をも含めてでありますけれども、乱伐の影響であります。
東北の水資源の開発利用計画の将来の展望というようなものはどうなのか、そこら辺を踏まえながら、尾瀬沼のあの尾瀬水系、これは御承知のように伊南川、只見川、大川、阿賀川、阿賀野川ということで日本海に注ぐわけでありますが、これは有名な電源開発の地帯でありますから通産省とも関連するかもしれませんけれども、この水の計画はどうなっているのか。
○石井政府委員 電源開発株式会社の只見発電所に関しましては、福島県南会津郡只見町におきまして、只見川水系を活用して、六十年運転開始を目標に、現在地元調整を急いでおるところでございます。先ほど申し上げましたように、この出力は六万五千キロワットの規模で、ダム式発電でございます。 これによりまして何月の住居が水没するか、その具体的な内容については承知いたしておりません。
北陸、東北、北海道地域全般もそうでありますが、私が一番自分の記憶にはっきりしておる新潟県のことを考えてみても、あの雪の多い山から流れ出てくる信濃川、そして只見川、やがては阿賀野川になるあの大河、それがこの越後平野を支えておるわけでございます。そんなことを考えるときに、私は、これだけ宇宙の果てまで探査をしようという時代であります。
当時の状況を思い起こしますと、九電力に分割した場合、大水力発電は数県にまたがる河川でございますから、恐らくこれを開発するのに非常に無理が出てくるのではないか、あるいは水利権の処理あるいは費用の配分等に関しても九電力会社相互にいろいろ大変な問題が起きてくるだろう、果たせるかな只見川の開発なんというときには東京電力と東北電力で大騒ぎしたことは御承知のとおりでございまして、そういう点を考えまして、いま言ったようなそういう
御承知の只見川電源開発に当たっては、電源開発株式会社は、工事用資材運送道路として開設をした一これはかなり大きなものですが、全長約二十二キロ、トンネル部分十八キロと言われる道路を新潟県へ無償譲渡をしております。
それで、これを大方調べてみると、たとえば只見川の電源開発にしても、長野県あたりの奈川渡ダムにしても、梓川の電源開発にしても、これは電力会社と地域の自治体は非常にうまくやって、そして建設のための道路は地域に開放して、そして地域と非常にうまくやっている。
坂野 重信君 園田 清充君 松本 英一君 柄谷 道一君 政府委員 国土庁長官官房 審議官 四柳 修君 事務局側 常任委員会専門 員 森 一衞君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○只見川発電専用
福島県の只見川沿いに金山町がございますが、そこに東北電力の沼沢沼揚水発電所があるのです。これができたのは大分前ですが、それにもう一本第二発電所をつくるという計画が進められているわけです。その場所について申し上げますと、沼沢沼というのは大分昔の火山の火口湖であるといわれております。したがって地質上の問題が相当あるわけです。
そして、かなり綿密な調査、特に只見川の流域を調査した結果が報告されておるようでございまして、ダムを抱えておる自治体にとりましてはかなりショッキングな報告がなされているわけであります。私ども調査したわけではもちろんありませんけれども、この「ダムの村は滅び、滅びる村にダムは入り込む」という言葉は、何かぴったりするような感じがするわけです。 そこで、たとえば私の県はダムの大変多い県でございます。
これはもう自治省の方にはずいぶん伝えて、耳に入っておると思いますが、その声が非常に強いんですが、雪の量も、これは降ると言っても、ピンからキリまであって、私たちが最後に見に行った只見川の上流の方、新潟県と福島県の県境へ行けば、五十メーター三十とか四十、自動車で行けば、両側は白い断崖になっているような、そういう道をずっと通りましたが、私は、やはりそういう豪雪、本当の意味の雪の深いところ、豪雪地域にはまだ
それは、この雪が一つの自然のダムの役割りを果たしておるわけでありまして、たとえば信濃川水系あるいは只見川水系、これらにおきまして起こされる電力は、東京都を初めといたしまして首都圏の国民生活を大きく維持いたしておるわけであります。
○野口忠夫君 ですから只見川というものをながめますと、やっぱり第一期というような時期は災害は本当にないわけですね。大正二年のいま災害をおっしゃいましたが、ごくわずかなものですね。電源開発ができてから。しかし、それは単災能力もあるし、それからまた土砂の流入などもなくて河床が上がるというようなこともないし、いわば一〇〇%のダムの状態の中で、いままでおっしゃった四十八年災害までの災害があるわけですね。
只見川は過去において非常にしばしば洪水に見舞われておる川でございます。記録に残っておりますのは約四百数十年ほど前に、柳津の虚空蔵の鐘楼に水がついたとか、あるいはその鐘楼が流れたというふうな記録もあるような川でございます。
○野口忠夫君 私は、福島県の阿賀野川水系の只見川電源開発に伴う問題について御質問申し上げたいんですが、一時間の要求をしましたが三十分で終われということでございまして、この問題をめぐっての問題は三十分ではとうていできませんので、しぼって申し上げたいと思うんです。
現に私は只見川のダムなんか調査してまいりましたが、洪水時の放水で若干堆積物を減らすことができるんだ、こう言っているんですね。こういう砒素含有量の高い堆積物を洪水時に流されたのではかなわないだろうと思うのです。こういった点、どういう対策をとっておられるのか。 それから長官にもお伺いしたいのですが、ですから、この四十四田ダムに最終的にたまる砒素を山元で早く落とさないと大変な問題になる。
○庄司委員 それから、これは真室川と直接関係はありませんが、この間、只見川流域を調査したんですが、そのとき現地の方々のお話だと大分ダムの埋没が進んでいるんじゃないか。これは中谷宇吉郎博士ですね、あの方も心配されて論文も出されているわけですが、その点、建設省で各ダムについての埋没率をお調べになっているだろうと思うのです。
とりわけ二十七、八年、三十年にかけてあの只見川流域の発電所建設当時のことを回顧するわけでありますけれども、それらの、この緊急性からいっても、あるいはまたその住民の反対感情からいっても、反対感情というものはまあ未知のものでありますから、今日ほど一つのものを経験して、そうして具体的に反対をするという、そういうことはなかったにせよ、私は同じものがあったと思うのです。
すなわち具体的に申し上げますると、只見川水域に建設されました発電所群というのは相当あるわけでありますが、これは適用されないと理解するわけでありますが、それでよろしゅうございますか。
○説明員(吉田方明君) 福島県の只見川では、昭和四十四年の八月に只見川のはんらんによりまして、只見川流域に被害が生じたわけでございます。その際東北電力では、ダム操作のミスではないが、災害に対する見舞い金及び災害復旧協力金として、福島県当局に対しまして六千万円近い金を支払っております。