1954-12-03 第20回国会 参議院 図書館運営委員会 第1号
○委員長(杉山昌作君) それでは只今の三十年度の予算概算要求の問題につきましては、只今館長からお話のありました線を承認し、それに各委員の御熱心な御発言も参照して更に作業を進め折衝する、こういうふうなことに取扱うということに決定してよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉山昌作君) それでは只今の三十年度の予算概算要求の問題につきましては、只今館長からお話のありました線を承認し、それに各委員の御熱心な御発言も参照して更に作業を進め折衝する、こういうふうなことに取扱うということに決定してよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(野本品吉君) 只今館長から御説明がございましたが、この規程案につきまして御質問なり御意見なりがございましたならばお願いいたしたいと思います。なお、本日は羽仁議員から委員外発言を許可されたい旨の御希望がございますが、これを許可することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この局でやつております調査を初めとしたその他の業務につきまして大体の説明は、「調査立法考査局業務整備充実の必要性について」の刷り物に細かく書いてありますので、この御説明は時間の関係上省略いたしますが、要点は只今館長から御説明がございましたように、人員は整理で以て百十九名おりますが直接調査関係に従事していない職員、例えば総務課、調査資料統計課、それから、局の中に設置されている法律政治図書館関係の職員を
調査立法考査局が本当に働くために、只今館長から御説明のあつた程度の予算を要求なさることは、私どもも協力を惜しみはしない、当然のことであると思いますが、一体国会図書館の任務がきまつているということでありますが、これにかれこれ申すのではありませんが、一体図書館がどの程度までの任務を持つておるかということについてはつきりした意識を持ち得ないのであります。
さて八千坪を何年に建てるかということでございますが、只今館長さんからのお話によりますと、大体三年間、こういうふうに館長先生はお考えになつておられる、これは非常に財政の立場から申しますとむずかしい問題であります。御承知のように、今回の出ております予算は、いろいろの要素を含んでおります。
○團伊能君 只今館長の御説明よくわかりました。殊に大変文部省等の関係を御考慮になつておられるようであります。将来古文書館でもできたらそれに越したことはございませんが、その間の仕事として図書館でそのほうに努力して頂いて、やがて古文書館ができたらそこに集結するようなことになるべきだと存じますが、非常に古文書について館長の御関心の深いのを知りまして安心したのであります。
○羽仁五郎君 その点について殊に只今館長から関連して御説明のありました法令目録、それから全国出版物の目録、それから只今頂戴したようなこういう目録、それらについてやはりどうしても早く、一月遅れるか、二月遅れるかで、その価値がよほど高低がございますから、納税者の税金ができるだけ有効に用いられるように、そうした予算を国立国会図書館がとることが本当の意味の節約になるので、そういう点で国立国会図書館が少しばかり
只今館長からの御報告にもございましたように、PBリポートの内容価値につきましては、すでに日本学術会議が国立国会図書館に向つてこれを購入するということを希望しておられる決議をなされておるということからも明らかであると思いますので、そうして又そうした根拠に基いて館長としては国立国会図書館がこのリポート購入について希望を持つておられ、そうしてその努力をしておられることに対して、本委員会に向つて協力を求められましたが
○羽仁五郎君 只今館長の御説明を伺いまして、二十七年度の国立国会図書館の予定経費について、館長並びに委員長皆さんの非常な御盡力の結果、昨年度に比して七千六百万余の増額を見、殊に今御説明になりましたように、日曜においても図書館業務を行なつて、一般のかたがたの便宜を図る。
○理事(羽仁五郎君) 只今館長の御説明の中のことでちよつと伺いたいと思うのは、今度何人か整理なさつて、そうして不用経費によつて節約される額が数十万円、それに対する退職などのために要する経費が数百万円、そうして実際上この補正予算の面におきましては、少くとも節約にはならないで、経費が増大するわけなんですね。
○羽仁五郎君 只今館長の御説明になつた点については、これは国立国会図書館の管理に基いて御提案になつておることだと思うので、全く異存がないのでありますが、この際にちよつと御説明を願つておきたいと思うことがありのですが、それは先日新聞にちよつと出ていましたが、まあゴシツプですから大して問題にするにもあたらないと思いますけれども、併し世間の若し疑惑があるといけないと思うので、この世田谷にある靜嘉堂文庫についてでしたろうか
○羽仁五郎君 只今館長からすでに御説明があつたのでありますが、この法律に従つて、且つ又その内容から言つても当然そうあるべきことが希望されておるのでありますが、この支部図書館、上野図書館が東京都に返されるということは、勿論現在の国立国会図書館として可能な限りにおいて十分の御努力をなさつておるものと、そういう御趣旨の説明と伺つてよろしいのでございますね。
○羽仁五郎君 只今館長から御説明がめつたわけでございますが、その一番最初に、この国立国会図書館がその本来期待されておるところの機能を果すためには、どうしてもその目的に合致した建物を持たなければならないということは、十分御認識になつておられる。併しそうした本建築に着手するということには多大の困難があつて、容易にこれに着手しかねておる。
○羽仁五郎君 只今館長から非常に御苦心の御説明があつたのでありまするが、どうでしようか、参議院の図書館運営委員会の皆様の御討議を頂いて、少くともこの二十六年度要求書と同時に、五ケ年計画なり、或いは十ケ年計画なり、今日の状況ですから、決してすぐその三分の一建てろとか、或いは土台を作れとかいうほどにも行かないのですから、只今館長の御説明になつた程度の、せめて新らしい国立国会図書館としてはどういうような建築物
○羽仁五郎君 只今館長の言われた二つの項目ですね、土地の買收と、建築に関する調査、それを特に両院の議長の力を持つて五カ年計画なり、十ケ年計画の発足として実現するということについての可能性はどうでございますか。願えれば是非そういうことにして頂きたいと思うのですが、まあ大館長、大議長の手で一つ是非発足して頂きたいと、衷心から願うのでありますが……。
このように一般的な意味から言つても、それから第二の創立早々であるという意味から言つても、この国会図書館の予算について、この我々の委員会というものは、只今館長の御説明になつたようなところに到達せられるまでの御苦心というものは重々拝察いたしますけれども、先ほど来のいろいろなご不満の意見があるというのも、そういうところから私は来ておると思うのです。
○岡田信次君 只今館長のお話だと、一—三月分の基本給は百二十万何がしか要る、そうすると一年として千万円ばかり要るわけでございますね。その中から百五十万円、一割五分不用額……、どうしてその不用分というのが出て来たのでしようか。
併し尚今後のこともありますし、只今館長がお述べになつたような理由は全く尤もの理由だと思いますから、そういう理由でこの国会の周囲の敷地は、国会の関係のために使用されることが理論上当然でありますし、殊に国立国会図書館の将来の建築というものは余程今日から立派な計画を持つて進まれなければならないので、只今の問題の敷地なども三宅坂の方は勿論ですが、旧デイツ大使館の方の敷地も完全に国立国会図書館のために確保されますように
○多田勇君 只今館長のお話で、立法部局が非常に手薄であるというお話で、我々もこの點は非常に遺憾に存じております。國會圖書館の主たる意味は議院の立法を補助するということが設立の根本精神であるにも拘わらず、立法部局の豫算に對して相當程度の削減が加えられておるという點については、これは委員會としても是非とも立法部局を強化するようなことにして行かなければならないと考えております。
○中村嘉壽君 只今館長の御説明によつて、館長のお立場はよく諒とするところでありますが、この問題はすでにしばしばに互りまして私共は決した問題であるとこう考えております。私が當時委員長であり、羽仁君が參議院の委員長をされておりましたから、羽仁君の御意見をこの際伺つてみたいと思います。
それで專門調査員は、只今館長から御説明ございましたように、大體非常に高い專門的な知識を持つておられる方を法律の規定によつて置いたのでございまして、本來ならば司書、調査員、参事、この三つの區分でよかつたのではないかと思うのでありますけれども、特に法律の中に規定されております關係上、ここに擧げたのであります。從いまして、司書と申しますのは、大體行政官廳の一、二級官に相當する地位の人たちを全部含みます。