1954-06-01 第19回国会 参議院 農林委員会 第49号
(「同感というのは、どこが同感なのかわからない」と呼ぶ者あり)従いまして、先ほど申上げましたように、只今食糧管理制度の書き方を検討いたしておるわけでございまして、この結論を待つて慎重に考慮するということが順序であろうと思うのでございますが、ただ現在におきましては、只今改正いたすといたしまするならば、提出されておりまするこの法案のような仕組みになるであろう、かように考えておるわけでございます。
(「同感というのは、どこが同感なのかわからない」と呼ぶ者あり)従いまして、先ほど申上げましたように、只今食糧管理制度の書き方を検討いたしておるわけでございまして、この結論を待つて慎重に考慮するということが順序であろうと思うのでございますが、ただ現在におきましては、只今改正いたすといたしまするならば、提出されておりまするこの法案のような仕組みになるであろう、かように考えておるわけでございます。
その他実際の措置といたしまして、只今食糧長官から申上げましたような畜産の振興或いは学校の給食、いろいろ製粉、製パン等の設備の充実でありますとか、又只今お話の生活改善普及員の増強を図るというような各般の措置をとつておるわけでございます。
この点は只今食糧対策を真剣に検討いたしておりますから極めて貴重な資料となるわけでございますし、念を入れて調査をいたしているわけでございます。 ここで私どもとして一番心配いたしますのは、まあ今は東京も山手、下町ということはそう消費上の変りは余りないようでございますけれども、いわゆる大衆層で辞退をする人は比較的少い。でお話のように人間が食べなくてほかのものに食べさしている。
○平林太一君 只今食糧事情云々だから、何かそれを非常に困難視しておつたから、そういう処置に出たからいたしかたないのだという、こういう言い逃れをなさる、これは全然これには関係ない。殊に終戦直後の昭和二十年とか二十一年なら、そういうことは我々のほうでも或る程度諒とするのだ。併し二十六年度、二十七年度なんだ。そういうようなことは殊更何かやつぱり政府のあなたがたの大衆に対する一つのごま化しの言葉なんだ。
○国務大臣(内田信也君) 只今食糧増産のことについてお話でございましたが、食糧増産は経済自立の基礎と存じまして、財政を考慮しながら、十年間を以て、おおむね只今の不足並びに今後生ずる人口の増加に伴う不足を補う計算で、土地改良、耕種改善、農業技術の改良、進歩、或いは湿田地帯或いは寒冷地帯の対策を講じて増産に邁進しておる次第でございます。
なお、この促進をするについて法案をどうするかという、来年度にしろとおつしやいましたが、実は就任直後でございましたけれども、この食糧増産の重要性に鑑みまして、只今食糧自給促進法というような、仮の名前ではありまするけれども、法案を審議しまして、近く御提案をいたしたいと思つておるのであります。これには成るべく早く実行しまする意味におきまして、法律の上にもその責任面を明らかにしたく考えております。
○衆議院議員(坂田英一君) 只今食糧管理長官が御答弁申上げました通りでありまして、大蔵当局、農林当局とも話合いを進めたのであります。
私の見るところでは、只今食糧の輸入も相当楽観的なお話がありましたが、私も過去の経験等からいろいろ見て参りますると、そう簡單には行かないのではなかろうかということをむしろ心配しているのであります。例えば昨年の七月から暮までの輸入数量は、平均十五万トンぐらいしか入つておりません。
○政府委員(増原恵吉君) 調達物品のうちで特に統制のあるもの、只今食糧についてお話がありましたが、主食につきましては、私どものほうで農林省と折衝をいたしまして、必要量を流してもらうように、現在まで話合いをいたして来ておるわけであります。具体的な豆腐の問題については明確な記憶を持ちませんが、必要なものについては、農林省に話をしまして、やはり適当に原料を流して頂くようにいたしたいと考えます。
そこで清算の……只今食糧品公団、餌公団というようなものは清算段階に六つでおりますが、私共公団の清算に対しましては、売掛金は公団の帳簿の売掛金を取つたら済れだのだと考えたら大間違いだ、実際に本当の売掛金というものを、むしろ相手方の帳簿などから逆にとつて見て、売掛金がいくらあるかということを見て、実際の売掛金を把握して、そうしてその売掛金を元にして考えないと、とんでもないことになるんではないか、甘いことになるんではないかと
農林中央金庫におきましては実はその点に問題があるのでございまして、只今食糧管理特別会計から特殊な預金を預つております。これを計算に入れますと相当の増資をいたさなければ債券発行余力が極めて少なくなるという事態でございますので、実は自己増資を予定されておりますもののほかに、尚見返資金による出資、優先株式の出資も多額を見込んであるのでございます。
○政府委員(伊藤正義君) 御質問の点、只今食糧事情が変つて来るということから、経営の問題等に影響があつて、何か新しい対策がないかということだと思うのですが、予算をやつておりますときに、例えば食糧事情が変つたというお話で、それでは今までの農村から主食として買つておつたもので止めるものがあるかというと、直接良種と関係しますと、芋の問題が出て来るわけなんですが、これも特別会計で買うか買わんかということをずつと
○説明員(藤田巖君) 只今食糧長官からお話がありましたが、来年度の「いも」類の統制撤廃の方針については、まだはつきり最終的には決定いたしていないのでありますが、我々の考え方といたしましては、一定数量を買入れる、それ以外のものにつきましては、これを自由にする。従つて生産割当につきましては、これを行わない、こういうふうな考え方でおるわけであります。
○衆議院議員(遠藤三郎君) 只今食糧管理当局からいろいろ御意見がありましたが、実はこの酪農振興法案を提出するにつきましては、衆議院の畜産関係の各党派を通じての議員の集まりで、この法案の作製をやつて参つたのであります。御承知のように、畜産業が段々圧迫されておりまして、殊に酪農業は現在すでに非常に苦しくなつて來ておりますことは御承知の通りであります。
只今食糧問題についても一〇〇%の供米ができたから非常に明るいとおつしやつておりますが、現に東北地方などでも相當の遅配が起つておるのでありまして、今もう目の前ですらニ合五勺が危い、いつか農林當局にも正確な計數をお尋ねしたいと思つておりますが、果してこの端境期が少しの遅配欠配なしに行けるかどうか。
○左藤義詮君 昨日軍事公債の問題とか、只今食糧問題とか、勞働問題について御質問をしたのでありますが、それぞれ昨年の選擧に掲げられたる政策において、相當の開きのある三黨を纏めておいでになる總理の御苦心は實にお察し申上げるのでありますが、地方の出先におきまして、相當國民生活に重大な關係を持つ問題について、閣僚が互いに矛盾するような意見を發表しておいでになり、私共を以てすれば、それを貫現するのにはもう少し
○松村眞一郎君 私は只今食糧供出の問題について根本的な政府のお考を決めて頂きたいと思う。いわゆるどこまでが法律的責任か、どこまでが道徳的義務であるかという區別が明確でないと私は思います。先程おおせられたところによりますと、一應正確に決めた以上は、それは強制するとおおせられておりますが、強制は法律的強制であるのか、一體道徳的強制であるのかということをよく頭に入れなければならないと思います。