1950-03-16 第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第15号
只今淺岡君から証人の数について発言がありましたが、今日までの証人の呼び方を振返つて見ますると、二つのことが考えられます。一つは我々が例えば去年の十二月二十三日、二十四日には二十人の証人を呼んだ、ですから今度この種の問題について証人を呼ぶのに四人乃至五人という数は必ずしも多いとは言えない、多きに過ぎるということは言えない。
只今淺岡君から証人の数について発言がありましたが、今日までの証人の呼び方を振返つて見ますると、二つのことが考えられます。一つは我々が例えば去年の十二月二十三日、二十四日には二十人の証人を呼んだ、ですから今度この種の問題について証人を呼ぶのに四人乃至五人という数は必ずしも多いとは言えない、多きに過ぎるということは言えない。
○木下源吾君 只今淺岡君の言われたようなことのあるかないかについてのもつと正確なことを、根拠を確めるために、その前にいろいろなことを話合つて、政府を鞭撻して我々は材料を集めようとしているわけであります。その結果によつて、その確信を持つたところで政府を通じてそれぞれやられる、こういう手順が必要だと思います。
○委員長(中平常太郎君) 只今淺岡君の御説に対して草葉君の御賛成がございましたが、北條君の御意見もこれに帰一するだろうと思いますが、北條さんどうですか。別に御意見がございますか。
只今淺岡君の御質問は、これらの未還者に対する國民的同情の発露でありまして、私共深い関心を持つて傾聽いたしました。海外同胞引揚げの問題は、終戰以來歴代内閣が苦心を佛つた問題でありまして、現内閣においても引続き八方苦心をいたしております。
只今淺岡君が言われました通りばらばらではしようがないのでありまするから、どうかこの邊の事情を十分含んで頂いて、できるだけのことを盡すということに政府は十分協力し、力を盡したい。盡す決意があるということをこの機會にお答えしたいと思います。