1947-08-22 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第11号
確約がないまでも、暗默の間に大體何歩くらいの口錢をやるというような話が成立しておつたのではないでしようか。
確約がないまでも、暗默の間に大體何歩くらいの口錢をやるというような話が成立しておつたのではないでしようか。
先ほど來委員長からの御質問には、濱田氏からそうした百萬圓とか、あるいは二割の口錢というような手紙は絶對にもらつたことがないとはつきり言うておられます。だからこれは、別に信ずべからずと斷定するのは早計であろうと思います。
なぜ私がそういうよけいなことをするかというと、私は一文も口錢をとろうという考えはもつておりません。誠心誠意やつたことである。ただ都民の二十日以上の缺配を幾分でも緩和したらという私の政治家としての良心からしたことである。しかも選擧區からは早く來い來いというひつきりなしの電報である。一日遲れることは私の當落に影響することである。それすら犠牲にして、私は七日までがんばつたのであります。
ただ原價的に特に漁船を高く口錢をとつてやるのだということは決してないと考えております。戰時中いくら徴發されて、いくら沈没したかということは、ちよつとここに資料をもつておりませんから、他日御答辯をいたしたいと思います。